見出し画像

種まき

会社を辞める時
当時の社長から掛けられた言葉がある

「君はエリートであることから
自分からドロップアウトした。
でも、そんな風に堕ちれるやつは少ないし
頭が良ければ、普通やらないだろう。
なら一番前を走って次の場所でトップになれ
そして、もう一度会おう。」

その社長ともう一度会えることはないし
自分がどこぞかのトップになることもないかもしれない
そもそも、新人教育にお金をかけた後辞めたことから
会社にとっては不良債権とも言える

そんな人間に、こんな風にしびれる言葉を
かけてくれた人の存在は大きい
会社から離れ、時間がたった今でも
辛い時の踏ん張りやチャレンジの原動力になっている

こうして誰かにふと掛けた言葉が時間を超え
誰かの原動力となり花を咲かせていることがある


【ひとりごと】
管理職のメインの仕事は
実はここにあるようにも思います

相手に掛けた言葉や行動が
彼らののちの人生のどこかで花開き
心響くことがあるのかもしれないと思えたら
すぐに結果や反応がなくとも
いい意味でほっておけるかもしれません