【ヤクルトのドラフト結果2019 その3】ドラフト4位の「大西広樹」投手ってどんな投手!?

侍ジャパンが出場しているプレミア12、本日は台湾戦ですね!

ここで勝てば予選リーグ突破なので今日も快勝することを祈りたいと思います。

そして、今日の話題も前回に引き続き、ヤクルトのドラフト指名の大卒投手についてです。
ドラフト2位の吉田大喜投手とドラフト3位の杉山晃基投手を紹介してきて、今回が最後になりますが、ドラフト4位指名の大西広樹(おおにしひろき)投手についてです。

ドラフト4位と侮るなかれ、大西投手も調べると、大学でしっかりと成績を残しているのでとても楽しみな投手です。

では、これまでにならってまずは特徴から。

■特徴・経歴

名前:大西広樹(おおにしひろき)
誕生日:1997年11月8日
身長:176cm/体重:80kg
投手/右投右打

【経歴】
奈良県出身
香芝市立二上小学校(二上スポーツ少年団)
香芝市立香芝西中学校(五條ドラゴンズ)
大商大高校
大阪商業大学

【特徴】
最速148キロで変化のあるストレートを投げる
変化球は、キレのあるスライダー、フォークで完成度は高い

球速もあり、変化球も申し分なく、制球力もしっかりしているようでかなり完成度が高い投手のようです。
そんな大西投手の高校、大学時代の活躍はどうだったのか見てみましょう。


■1試合20奪三振を記録

高校は大阪の大商大高校でした。

1年生の夏からベンチ入りし、2年生秋からはエースとして投げています。
そんな2年時の秋季大会では、名門・大阪桐蔭高校に敗れたものの、この試合で最速144キロを記録しました。

3年時の春の大会では、なんと1試合20個もの三振を記録しています。
1試合のアウトの数が27個ですので、そのうちの20個を三振でアウトにしたのですからとんでもない記録ですね。

3年次の夏の大会でも16奪三振を奪っています。
しかし、その試合で味方打線の援護がなく延長の末敗れてしまいました。

以上のことから甲子園には出場していません。

高校時はプロの志望届は提出せず、大学に進学したようです。


■大学で大活躍!

大学は大阪商業大学(通称大商大)に進学しています。
大商大野球部は、関西六大学野球連盟でリーグ戦をしています。
吉田投手や杉山投手の紹介の際にも大学野球部の加盟リーグについてお伝えしましたが、大阪にもこういったリーグがあるんですね。

さて、そんな大商大での活躍ですが、1年生春からリーグ戦に出場していたようです。

1年時の春は、先発1試合のみでしたが、リリーフで登板し初勝利も挙げています。

2年時の春から主力投手として活躍し、9試合に登板し、5勝を挙げ、防御率は1.43で最優秀投手賞・新人賞を獲得しています。
チームとしてもリーグ優勝し全国大会に出場しています。

2年時の秋は7試合に登板し1勝0敗と勝ち数は少なかったものの防御率は1.61でした。
秋もリーグ優勝し、明治神宮野球大会に出場します。

3年時の春は9試合に登板し6勝0敗で防御率は0.98とリーグ1位の成績を残しています。
龍谷大学3回戦では16奪三振で完封勝利と圧巻の投球を見せており、三振が奪えるピッチャーというのは高校のころから変わっていないようです。
また、リーグ戦では優勝を果たし三季連続でのリーグ優勝で全国大会に出場しています。

3年時の秋は9試合に登板し4勝1敗で防御率は0.81と好成績を残しています。

4年時の春季リーグは、9試合に登板し5勝0敗で防御率1.43でした。
こちらもリーグ優勝を果たし、3年連続で全日本大学野球選手権に出場しています。

そして、大学最後となる4年時の秋季リーグは9試合に登板し3勝0敗で防御率は0.24と圧倒的な防御率でした。

リーグでの通算成績は27勝2敗で防御率1.10と圧倒的な成績を誇っています。

また、全国大会でも完投勝利するなど、大舞台も経験し活躍しているので、精神的にも強そうですね。

ちなみに、このリーグからは大商大の3名のみ(大西投手、橋本投手、小野寺外野手)がプロ志望を出して、橋本投手が中日2位指名、小野寺外野手が阪神育成1位指名と全員が指名されています。
リーグで圧倒的な結果を残していたのが裏付けられる結果ですね。

ちなみに、前回、前々回の記事で「プロに行ける人が少ないので厳しい世界だ」と書きましたが、実際にはそもそもプロ志望している人が少ないことが今回確認してわかりました!
厳しい世界だということは間違いないと思いますが、多くの人が志望していてもプロになれてない、というわけではなかったので補足しておきます。

■ まとめ

今回は、ヤクルトのドラフト4位指名の大西広樹投手について紹介させていただきました。
大西投手はストレートも力があり、変化球もキレがある投手のようで、高校、大学の実績からも三振をとれる投手のようですね。
調べた感覚としては、ドラフト2位の吉田投手と少しタイプは似ているように思いました。

今回、ヤクルトのドラフト指名された大卒投手3名について調べましたが、吉田投手も、杉山投手、大西投手もどの投手もいい投手で本当に活躍が楽しみです。
これに奥川投手もいるので、みんなで活躍して、黄金世代と言われる年にしてもらいたいと思います。

調べてみると、より一層思い入れが強くなるので、今から来年のヤクルトの活躍が楽しみです。

ヤクルトファンの方、ぜひとも共に応援していきましょう!

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