移住相談会に相談員として参加してきました!
移住2年目に突入し、移住相談会の相談員をしてきました。
…7月に。やっと記事にできたので#10月これやる宣言で投稿します。
相談の前に聞いていたことは、移住のメリットとデメリット。
更に実際にあった相談について書いていきます。
移住のメリット
これは第一はやはり子どもの変化。
優しいんだけど、怖がりのため、子どもたちの中に入っていくことが苦手な息子も今や「友達と遊びたい!!」「なんで学校には夏休みがあるの?」というほど。
これは移住先が少人数であったこと、自然豊かだったことが息子の変化につながったのではと思います。
少人数でもともと地元の子であっても同じ幼稚園保育園から入学する子は1~2人。
みんながはじめましての状態でした。
しかも、自然の中で育ったからかほんわか穏やかな子が多い印象。
クラスの第一印象は「フワフワしてる」でした。
先生の目も届きやすいこともあるかもしれませんが、なにより自然の中で子ども同士が関わる機会があったことも多いと思います。
以前の土地では「コロナで黙食でイベントもなくて友達になる機会がない」と言っている子がいました。
移住したこの地では人数が少ないため異年齢の活動も大事にしています。
入学したばかりの時には6年生が1年生の教室に来るなど、ことさら気にかけてくれました。
校庭の整備も畑の管理も子どもたちがするため、相談しないことには進みません。
「無理をしなくても、人と関わる機会がある」ということが、とてもありがたいです。
移住のデメリット
これは、車がないとどこにも行けないこと。そして、何をするにしても車は必要なこと。車ありきということです。
移住してから免許を取ろうとすると、取りに行くのも大変なので事前に免許は取って、ある程度運転になれることをお勧めします。
地域の方はみんな優しくて運転に慣れているので、細い道でも譲ってくれます。
雪の日は、道路の両脇の側溝が分からずドキドキです。
また、長野県の南部といえどもスタットレスタイヤは必須です。できれば四駆の方が安全だと思います。
「二駆も四駆も滑るときは同じ」という猛者もいますが……
また、万が一のためにタイヤ交換も自分でできなきゃとも言われますが、それはこちらに来てからでも大丈夫です。
私も練習中です。
もし必要なら、ご近所さんができるのでその時習うこともできます。
仕事について
質問にあったのは「やはり仕事があるのか?」でした。
「選ばなければ」たくさんあります。
ハローワークには急募のものも多く人手不足を感じます。
ただ、この機会に林業に関わるなど新たな職を求める方や今までの経歴を生かす方は事前に探しておくべきでしょう。
私は「移住後に息子が不登校になるかもしれない…」
「第一優先は息子で、トラブルにはすぐ対応できるようにしたい」
という思いがあったため、休職期間を経て、息子が学校に慣れる(思ったよりもすごく早かった)のを待ちました。
ただ、教育移住であっても子が成長した後過ごすのは自分自身。
途中、方向転換があってもいいと思いますが、
「何をそこでしていくのか?」を明確にすることが必要だと思います。
私は最初はもともとの医療技術職を探したものの最終的に以前とは全く異なる職につきました。
それは、今までの職関連で新たな職場を探すと、
・息子の生活ペースに合わせられない
・地域に密着した生活ができない
という思いがあったからです。
だから、私は近くて、生活していく中での繋がりもできる仕事を選びました。
今では、最初に感じた以上のメリットもあり、逆に地域の方とのかかわりにもなっていて、今後も何かしらこの会社と関わりたいと思っています。
子どもの変化と親の期待
息子は移住してとても解放されました。
しかし、その期待だけで移住してしまうのは危険かなとも思っています。
私は息子が不登校になる可能性も考えていました。
だけど、「不登校になったとしてもこの地域で過ごさせたい!」と思い、移住しました。
私立はまた違うかもしれませんが、ここは公立。
過度な期待を学校に向けるのは違います。
夕方子どもたち同士で過ごす時間があります。
自然を介し子ども同士が協力する機会も多いです。
人数も少ないので発言、主張の場は圧倒的に多いです。
しかし、宿題も多い方ですし、授業はどんどん進みます。
期待してしまうけど「公立校」です。
だからこそ「だめかもしれない」→→「そんなときはどうする?」も考えておくことが大切です。
私は「そんなとき」になったら、素敵なフリースクールに親子ともども入るつもりでした。
そこで私も働きながら息子と成長する。
入学後、息子の様子が安定するまで仕事の方針は決めなかったのは、その選択肢も考えていたためです。
「移住前に思っていたことの5割もあればバンザイ」という言葉を前の家主さんにもらいました。
過度に期待しない、選択肢を考えておく。
移住理由が何であっても、それがとても大切だと思います。
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