見出し画像

291.5年に1度会いたい人は誰ですか?



いつもわたしは人のことを気にしている。
(顔色を伺っているとかそういうジャンルの話ではない。どちらかというと、人に気を使うのをやめて数年経つ)
人というのがどれだけ自分にとってストレスだったのか。
それを見分けられず、だれでも関係なく頑張って付き合った。(自分のこともわからず誰とでも付き合ってしまうとこんなことになってしまうのだということもわかったこと)

例えて言うなら、本を選ぶとき自分の好みで選別するのではなく、どのジャンルもすべて受け入れるというか。


あのときはなにもわかっていなかった。
自分が何を求めているかも、どうしていきたいかも、何もかも自分のことがわからなかった。


そういうのを経て、今があるのだなあと思う。


最近また違和感を手放し始めている。
ここ数年、ジワジワとくる違和感があったことを。
2年は一応頑張ったが2024に入るにあたり、もういいかなとリセットモードになっていた矢先に、
ばななさんの言葉が一押する。


そうしたらわかったのです。
そうして「今目の前の時間」を味わうことこそが人生のいちばんだいじなことだと

吉本ばなな どくだみちゃんとふしばな9

それが5年に1回でもほんとうに心から楽しく会う方がいいのです。

吉本ばなな どくだみちゃんとふしばな9



リセットしては新しい風が入ってきて、またそれを見極めてリセットする。

地味な作業だけれど。
自分にとっては大事な作業だ。




去年の自粛期間に、数回だけ、ほんとうに親しい人と会いました。
しばらく家族にしか会っていなかったから、話すだけでも新鮮で、人と会うっていいなと思う。
 あれ?この感じ知ってるなと思ったのです。
 そうか、旅先か。
 旅先ではよけいな服も管理も維持のための家事も雑用もないから、純粋に人に会えるのだなあと。
旅先くらいでいいんだ、そう思いました。

吉本ばなな どくだみちゃんとふしばな9

ちゃんと丁寧に自分と向き合っていくと、極上の時間を味わえるのだということかな。
丁寧に丁寧に。自分を丁寧に扱っていく。
自分がどうしたいかを丁寧に聴く。
シンプルにそれだけをやっていく。


 スペースはあったほうがいい。ほどよいバランスをいつも保った方がいい。
 そのためにはよけいなことをしないほうがいいだけ、それにつきるなと思いました。

吉本ばなな どくだみちゃんとふしばな9




5年に1度会いたい人は彼女しか居ない。
頭にすぐ浮かんでくる友人が1人だけでも居るということが何よりも強くする。
遠くにいても遠くにいるように感じない。

相手が自分をどう思っているかとかそういうのはどうでもいいことだ。
自分が相手を丁寧に想うだけでいい。
それだけでいい。


















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?