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有難いなと思う、我が家の特色vol.32

これは、昨年の家族旅行の写真だけれど
家族旅行に息子の友達が着いてくる。

うちには、昔から、人がよく集まる。

学生時代は私の友達や、弟の友達が常に集まり
皆んな家族に溶け込む。

高校の時の友達なんかは
うちの方が居心地が良いと、夏休み中うちにいた。

うちは、決して甘い家庭ではなく
門限も厳しいし、相手のご両親の承諾なしには
泊めたりもしない。

でも、友達が来た時は、必ず、ご飯を食べさせてくれた。

ガツガツ会話に入ってくるわけでもなく
でも、話すと、どんな友達でもフレンドリーに話し

考えを尊重し、理解してくれた。

今思うと、うちに来ていた子達は
それぞれ、どこかに淋しさを抱えていた子の様に思う。

自分に興味を持って、話しを聞いてくれる。

そういう所に、皆心を許していたのかもしれない。

今思うと、とても有難い環境を作ってくれていた。

そんな環境で育った私からすれば
当たり前だった。

むしろ、母と言い合いになった時に
話を聞いてもらえなかった記憶が大き過ぎて

私の中での母の印象は、ずっと
『話を聞いてくれない人』だと思い込んでいた。

だから私は、母の様になるまいと心に誓い

子供が喧嘩した時も、明らかにどっちが悪いかわかっていても、必ず双方の言い分を聞くようにした。

それはそれで、良い結果に繋がったけれど

今思うと、母はずっと私の話しを、誰よりも親身に
聞いてくれていた。

いつも心配して、いつも私の事を考えて
理解しようと一生懸命に聞いてくれていた。

たった数回、聞いてもらえなかった衝撃で
母はこう言う人!と決めていたのだ。

それに気付いたのは、パートナーの一言だった。

『なーちゃん(私)の家族は、なんて言うか…
家族の温かみを、誰もが感じられる場所なんだろうな

だから、人が集まるんだね!』

そう言われた時に、全てが繋がったような気がした。
これは、ずっと両親が作ってくれていた環境で

それを、それぞれが受け継ぎ、家族以外の人にも
そのエネルギーを届けていたんだと思う。

心地の良い環境に居ると、その有難さには気付けない。

やっぱり、心地が悪い事には、目が行くもんなのだ。

うちの家族にも、向き合うべき問題は、まだまだ沢山あるけれど、まずは両親に感謝して、今一度、どんな家族なのかを見て行こうと思う。

そして、私も、人が集まりたくなるような
コミュニティを作ろう。
きっと、この家族にはヒントがいっぱいあるはずだ!

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