本心に逆らって手に入れたもの

(読了目安2分)

レストランのオーナーが、本心では「おいしくない」と思っている料理を「おいしいです」と言って売るのは愛でしょうか。


ダイエット食品を売る社長が、本心では「痩せる効果がない」と思っている食材を「痩せます」と言って売るのは愛でしょうか。


スーパーのオーナーが、本心では「お買い得じゃない」と思っている商品を「お買い得です」と言って売るのは愛でしょうか。


世の中には、上記のようなことをして収入を得て、かわりにストレスを溜めている人が多くいます。


上記のように、本心と違うことを言ったりやったりしてしまう理由は、「お金が欲しいから」です。


しかし本心に逆らって手に入れたお金を使っても、愛は手に入りません。


お金が欲しいと本心から思っているなら、お金を得れば幸せになれるはずですが、お金を手に入れてもストレスが溜まるなら、本当は、お金が欲しいわけではないんです。

お金を得るために愛から遠ざかってしまうことのないようにしてください。


マスターは、自分が作るカレーをおいしいと思っていますから、お客様に聞かれれば本心から「おいしいです」と言っています。
自分にウソをつかないので、売ってもストレスは溜まりません。
レストランやスーパーのオーナーの中には、「愛が欲しいからこそ本心に逆らうんです」と言う人もいるかもしれません。
しかし本心に逆らって手に入れたものは、「愛」ではなく、「愛のようなもの」ですから、ストレスが溜まるだけです。

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