利用したのかされたのか
(読了目安3分)
失恋後に、「私は男を利用したのか、それとも男に利用されたのか・・・」と悩んでいる女性が少なくないので、判断のヒントを書いてみます。
・・・
「若い時にかなり年上の男性に口説かれ、肉体関係をもったあと、結局別れた経験がある女性」
それから、
「既婚者に口説かれ、結局実らぬ恋を続けてしまい、数年を経てしまった女性」
など・・・実際にたくさんいます。
以前、そんな状況を体験した女性と話した時に、「私は男を利用した・お互い様だった」と言っていた人がいました。
しかしマスターには、その女性の「感情的な話し方」から想像すると、「私は利用された・私は被害者」と思っているんじゃないかと感じたんです。
簡単に言えば「だまされた・逃げられた」と認めたくない思いが彼女を感情的にさせているのかもしれません。
そんな女性に朗報です。
男性を利用したのか、それとも男性から利用されたのか、簡単にわかる方法があるんです。
それは・・・
「当時を思い出した時にマイナス感情になるかならないか」
たったこれだけです。
決して100%とは書きませんが、多くの男性は、女性と別れても憎しみや苛立ちなどのマイナス感情を持ちません。
たとえば「女性よりかなり年上・既婚男性」の場合、相手の女性と別れることになっても、
「あの女、おしいことしたけど、まあいいか」
「プロよりは安くすんだもんなあ」
「若い素人と楽しめて超ラッキーだった」
「次の女子を探そうかな」
「さみしくなったらまた連絡してみよう」
など、ある意味「前向き」な感情を持ちます。
一方、女性はどうか・・・ここが大切なところです。
当時を思い出した時にマイナス感情になるなら、「男に利用された」と言えます。
前向きな気持ちになるなら、「男を利用した」と言えます。
ちなみに、無理して「男を利用した」と信じ込もうとすると、ストレスが溜まり、男性不信に陥り、次の恋愛に進みにくくなります。
ですから、マイナス感情を持ったなら、素直に「利用された」と認め、さらに「勉強になった」と思えれば、その恋を「卒業した」ということになります。
※「復縁」は、「実らぬ恋・長く愛されない」と言えます
しかし・・・「利用したのかされたのか」というテーマの世界にいる限り、愛に近づくことはできません。
利用した側が一見得をしたように感じるかもしれませんが、自分の利益のために他人を利用しても、次は「自分が利用されるんじゃないか」という不安に囚われます。
略奪愛と同じです。
奥さんから男を奪ったのはいいとして、その男と結婚したら今度は立場が逆転し、「自分が使った手口で、若い女が夫を奪いに来る」と思ってしまうんです。
その結果、「夫を取られないように」とか「夫が浮気するんじゃないか」などの不安から逃げられなくなってしまい、悪循環に陥ります。
言ってみれば、不倫をした「ツケ」が回ってくるわけです。
結果、略奪しても、一時的な快楽しか得られません。
「利用しても、利用されても、心の充実は得られない」ということは忘れないでください。
ですから、一歩前進して、「愛をそそぐ」という世界に踏み込みましょう。
そう、相手に愛をそそぐだけでいいんです。
愛をそそげば、あとは自動的に愛が返ってきますから、ストレスも不満も溜まりません。
愛をそそげば、感情的になって男性を批判したり、自己嫌悪になったりしないんです。
ということで、愛をそそげるようになったとき、「男を利用した・男に利用された」という思考を卒業できます。
「利用したのかされたのか」という思考さえ頭に浮かばなくなります。
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