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嫌でも仕事がはかどる方法【ライター】

記事のご依頼をいただいたときは、基本Wordで執筆、納品しています。

執筆ペースは、かなり遅い方です。

文面とにらめっこする時間が圧倒的に多いから。

書いてはみたけど、
こっちの言い回しの方がいいかな?って直して、
いや、やっぱこうしようかな?ってまた直して、
結局、最初の文に戻ってる…!
なんてことは日常茶飯事。

ここで書いていくのは、
進まない執筆を無理やり進める、私なりの方法です。

ズバリこれだけ

ズバリ、Wordの「音声読み上げ」機能です。

書いている文章を、Wordが音読してくれる機能です。

メリットは後述するとして、先に設定方法。
カンタンです。


Word → タブの「校閲」 → 音声読み上げ


カンタンです。私でもすぐできます。

右上に再生ボタンが表示されるので、クリックすると読み上げ開始。

読む速さとか、女性/男性の声色変更も可能です。

メリット

Wordの「音声読み上げ」機能、何がいいのでしょうか?

①文章の違和感に気づける

目で読むだけだと、どうしても見落としが出てきます。
読み飛ばしていたり、誤字を正しいと認識してしまっていたり。

意外と読めていません。

そこで出てくるのが「読み上げ機能」。

音で耳から聞いたら、「あれ、ここおかしいない?」ってすぐ気づけます。

たとえば、
「ました」が3回以上続いていたり、
話のつながりがおかしかったり。

違和感を覚えたところを都度修正していけば、完成に近づきます。

②誤字脱字に気づける

これも、自分ではなかなか気づけないです。

「ました」が「まいた」になっていたり、
「厚生労働省」が「厚生労省」になっていたり。

目視だと、誤字脱字をつい無意識に補ってしまいます。
結果、間違いだと認識しづらいです。

でも音声になると、正しく容赦なくそのまま読んでくれるので、
「あれ、今違うこと言ったよね?」
「今なんか抜けた?」
と気づきやすくなります。

③目視より作業が早い

嫌でも読み上げて進んでいくので、未完成の文章だと違和感たっぷりに聞こえてきます。

これがなかなか我慢なりません。笑

目視の場合、読み飛ばすこともあって、
「大丈夫なんじゃないかな、これくらい」なんて
妥協して、直すのを先延ばしにしてしまいます。

でも、読み上げられたら「そこ、なんかおかしい!」ってなります。

文章を直さざるを得ないというか、
この不快感をなんとかせねば!って手が動いてしまいます。

2人目の校閲者

自分で自分の文章をチェックするのって、難しい。
結構見落としが多いんですよね。

二重チェックとか三重チェックが大事、ってよく言いますが、そうだよなぁ、と年々実感しています。

私にとって「読み上げ機能」は、2人目の校閲者。

1人目(自分)はなかなか当てにならないことも多いので…頼りにしています。

Wordの読み上げ機能、
行き詰まって、納期もせまっていて、早く仕上げないと…
ってときは特におすすめです。



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