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【書籍紹介】 新日本プロレスの名レフェリーが明かす 古今東西プロレスラー伝説(タイガー服部)

レジェンドレフェリー・タイガー服部

「プロレスの試合」において、その試合の良し悪しを決める要素としては、どんなものがあるでしょう?

ぶつかり合う選手達の力と技、熱い戦いの中で魅せる魂の輝き、そしてそれに呼応する観客の盛り上がり・・・色々と出てきますね。

ですがことプロレスにおいては、「レフェリー」のジャッジの手腕に左右される部分が、他の格闘技よりも強いのではないでしょうか。

普通の格闘技のようなレフェリングに加えて、乱入や反則に対応し、時にはヒールレスラーに利用されたり・・・より複雑に試合の進行に絡みます。

本日紹介するのは、半世紀にもわたりプロレス界で活躍し、幾多の名勝負を裁いた名レフェリー・タイガー服部氏の著作です。

本書の内容

半世紀にもなるプロレス業界でのキャリアの中で様々な団体を渡り歩き、外国人選手との広い交流を生かして名選手を発掘する渉外担当としても活躍したタイガー服部氏。

レフェリーとして試合を裁くのみならず、プロレス界において非常に顔が広いタイガー服部氏が本書で語るのは、プロレスラーたちのリング内外での仰天エピソードの数々!!

レフェリーとして、リングの上で戦うプロレスラーたちを誰よりも近くで見てきたタイガー服部氏だからこそ書ける1冊!!

プロレスが益々好きになる1冊

タイガー服部氏の口から語られる、数々の仰天エピソード・・・

ハルク・ホーガンやテリー・ファンク、キング・ハクと言った往年の名外国人レスラーから、オカダ・カズチカや鈴木みのるといった世界に名だたる日本人選手、そしてオスプレイやジェイ・ホワイトら現在進行形の名外国人選手まで幅広い選手たちの意外な一面が語られます。

幾多の名レスラーたちのリング内外でのエピソードを知ることで、より幅広いプロレスに興味を持ったり、普段試合を見る時もより楽しむことができるようになることでしょう!!

最後に

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

2020年2月に、タイガー服部氏がレフェリーを引退された試合を今でも鮮明に覚えています。

最後は親交の深いオカダ選手を始めとした、沢山のレスラーたちの笑顔に囲まれてリングの上を去ったのがとても印象的でした。

オカダ選手も「服部さんの事を嫌っているレスラーは居ないんじゃないか」と語るように、その幅広い人望はレフェリーとしてのいい仕事をするのはもちろん、世話役として多くの選手のために奔走する優しい人柄有っての賜物なのでしょう。

最後になりますが、タイガー服部氏のセカンドライフが充実したものになることを願って、この記事を閉じたいと思います。

やっぱり今日も、プロレス最高!!





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