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子供を連れていると遭遇する優しい自動ドア現象。

よく使うスーパーのドアがちょっと厄介で、まず、自動ドアではありません。手動のドアです。開け切ったら角度的に90°位の所で止まるタイプのドアではなく、手を離すとすぐに閉まってしまう。なのでベビーカーでそこを通過する時にはドアを開けて手で押さえながら隙を見て滑り込む、回転扉を通る時のような小さな緊張感が毎回あります。回転扉を通る時1mmも緊張しない人っているんだろうか。私は毎回ドキドキします 笑

最近は息子をベビーカーでお迎えに行きますが、途中で歩くと言うので、ベビーカーは歩かなくなった時の保険として持っていっているようなもの。娘を抱っこし、息子と手を繋ぎ、ベビーカーも押す。更に私にとっては回転扉のようなあのドアを通過する難易度が上がりました 笑

その日もまずドアを手で押さえ、さぁ、通過!と思った時ドアがふわっと軽くなりました。
振り返ると手で押さえてくれている方がいました。「ありがとうございます!助かります!」と伝えて軽やかに通過。

子供を連れて出かけるようになって優しい世界に気づく場面が増えました。

有り難いことに、この緊張感のある回転扉を通過することになることは実は少なくて、結構自動ドアになることがあります。

本当に自動ドアか!?っていう位にいつも絶妙なタイミングでドアを開けて下さる方が、いつも、と言いたくなる位に高頻度で、いらっしゃる。
こんなに自分と同じタイミングで店に入る人って毎回いるだろうか?と不思議になる程に。

子供を連れていなかったら気がつかなかったな。優しい世界がスーパーには溢れている。


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