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古都genic⛩京都旅行

 みなさんは"京都"と言えば何を思い浮かべますか?
 清水寺、金閣寺、祇園祭などさまざまだと思います。今回は写真で映えるという観点から京都を旅したいと思います。"京都の夏=暑くて旅行に適さない"と思われがちですが、素敵な名所がたくさんありますので、ぜひ最後までご覧下さい。

もし良ければ、前回の記事もご一読下さい。

◼️旅の概要
 日程:2023年8月5日〜6日(1泊2日)
 観光名所:
 法観寺、大原三千院、瑠璃光院、
 正寿院、平等院鳳凰堂、伏見稲荷大社
 旅費:50000円/人

青:1日目、橙:2日目
©︎OpenStreetMap

また、今回撮影で利用したカメラは、α7cZfcX-T5です。

1.二寧坂から望む法観寺

午前11時、JR京都駅に到着。

 京都駅から近い法観寺を目指して行きます。京都駅に到着したら、まず手に入れたいのがこれですよね。地下鉄・バス1日券。

便利な地下鉄・バス1日券


 これ1枚で京都の市営地下鉄、市営バスのほとんどに乗車できるので非常に便利。京都駅の中央口を出て、右斜め前方向に券売機があるのでそこで購入。詳細は下記をご覧下さい。

 法観寺へと向かう為、市営206(東山通・北大路バスターミナル行き)に乗車しようとするもここで悲しいお知らせ。バス停に大行列。。。今回スケジュールがかなりタイトな為、地下鉄移動に切り替える。まさかバス停がこんなに混むとは思ってもおらず。これから旅行される方は十分時間に余裕もって行動して下さいね。

 交通手段の変更はあったものの、ほぼオンスケで到着。こちらが法観寺

正面から見た八坂の塔

 正面から撮る写真も良いのですが、今回はもう1箇所撮りたいアングルがあります。
それがこちら!

二寧坂から撮影した八坂の塔

 良く旅行サイトなどで見かける有名なアングルですね!伝統的な建物が周りに映るので、京都らしさがでます。この写真が撮れる場所は下記のサイトに乗ってますので、参考にしてみて下さい。

 今回私は24mmの広角レンズで撮影してしまったので、八坂の塔が少し小さくなってしまいました。中望遠で撮影した方がより良い写真が撮れるかもしれません。
 他にも趣きのある写真がたくさん撮れますよ。

風情のある街並み

 ここでお昼にします。五木茶屋さんで頂きました。メニューはこんな感じ。

 京都は懐石料理店が並ぶのでどこで食べても美味しいと思います。行きたいお店がある場合は予約することをおすすめします。

2.苔が味わい深い大原三千院

 続いて、大原三千院に向かいます。
行き方としては、バスで叡電元田中まで行き、そこから叡山電鉄本線で三宅八幡。最後にバスに乗り換えて到着です。
 大原三千院は京都のかなり北の方にあるので、1時間20ほどかかります。

 最寄りのバス停から10分ほど坂を登ります。
道中も良い写真が撮れます。

茶店の傘

 そしてこちらが大原三千院
聚碧園という緑で覆われた庭が有名なので拝観して行きます。

玄関口である御殿門
渡り廊下から望む聚碧園
青苔が綺麗な有清園

 三千院は山に位置している為、京都市街と比べるとかなり涼しいです。
 バスの時間まで少し時間があったので、お茶屋で休憩。

白玉善哉

 15:30を回った所で次のスポットに備え早めの夕飯にします。三千院周辺はお店が少なめなので、一乗寺駅まで下ってお店を探します。

ほく泉 大さこさんなど美味しいお店がたくさんあります。

そして余談ですが、瑠璃光院へのバスを待っている最中、野生の鹿に遭遇しました。恐らく奈良からの刺客です🦌

鹿

3.幻想的な鏡明世界 瑠璃光院(夜間拝観)

そして、旅行初日のメイン。
瑠璃光院の夜間拝観。こちら予約が必須なので、行ってみようか迷っている方は下記を参考にしてみて下さい。

 入館料が1人 4100円なのですが、1日200名限定なので、結構ゆっくり写真を撮る時間を確保出来ます。
 ※クレジットカード支払いを選択しても自動で引き落としにはならないので注意です。

 19:00くらいに受け付け場所に到着。受け付けでは予約番号とQRコード読み取りが必要になるのでスマフォを忘れないようにしましょう。
 この時点で30名ほど参加者が並んでいました。

 そしてこちらが今回の旅行で撮りたかった写真です。

机に映り込む青紅葉の反射

 上の写真はα7cで撮影しています。カメラ初心者なので、突っ込み所が多々あると思いますが、ISO感度3200, 6400位にするのがコツだと思います。(レンズ:FE 24mm F2.8G  設定:ISO 3200, 24mm, 0ev, f5, 1/4s)

 カメラは高いし、そんなに興味無いんだよな。。という人の為にiPhoneでも撮影してみました。

iPhone SE2で撮影

 iPhoneでも綺麗に撮れますね!
瑠璃光院の夜間拝観は、入館開始時刻に並ぶか、30分後くらいに入場するとスムーズに撮影が出来ると思います。

2日目に備えて京都三条あたりのビジホに泊まります。

4.風鈴の音が美しい正寿院

 2日目は京都駅より南側を旅します。
最初の目的地は正寿院です。あまり聞き慣れない名前かと思います。それもそのはず、京都駅からは20km以上離れているのでなかなか訪れる機会が無いです。しかし、このお寺夏のイベントが有名なので撮影に行きたいと思います。

 まずは地下鉄で宇治駅に到着。ここからバスに乗り換え。期間限定で宇治茶バスが運行するので今回はこれを利用。宇治茶バスの詳細については下記をご覧下さい。宇治茶バスは内装もおしゃれなので、ぜひ乗ってみて下さい。

 バスに揺られること40分ほど、最寄りのバス停に到着です。ここから800mほど歩きます。
 この季節 風鈴まつりが開催されている為、数多の風鈴を鑑賞することが出来ます🎐
 実はこの風鈴一定期間で種類が変わります。7月上旬が紫陽花、8月まで向日葵、9月は秋桜だそうです。本旅行は8月なので向日葵の風鈴を見ることが出来ました🌻

 もちろんそれだけではなく、様々な種類の風鈴が飾られているので、時間を忘れて楽しむことができます。

境内には2千個以上の風鈴🎐

 風鈴だけでも十分訪れる価値があるのですが、正寿院にはもう一つ有名なスポットがあります。
それが猪目窓

魔除けの意がある猪目窓

 インスタで良く目にするハート型の窓です。そして寝転んで見てほしいという思いで作られた天井絵。こちらも風鈴に見劣りせず綺麗です。

160枚の絵が並ぶ天井

そして、各都道府県をイメージして作られた風鈴。

自分の都道府県を見つけてみては?

 見所が多く気づけばバスの時刻に。続いては平等院鳳凰堂を目指します。
 宇治茶バスで宇治駅まで戻ります。ここで良い時間になったのでお昼にします。宇治と言えばお茶が有名と言うことで、茶蕎麦を頂きました。蕎麦粉の割合が少なめなのか、ツルツルしているのが特徴。

宇治駅周辺で茶蕎麦を堪能

お腹を満たしたとこで、平等院へ向かいます。

5.水面に映る平等院鳳凰堂


こちらが平等院鳳凰堂

10円玉に描かれる平等院鳳凰堂

 横幅が広い建物なので、広角レンズがおすすめ。また、空の青を強調すると社の朱がくすみ、逆に朱を強調すると青が薄くなってしまいます。そんな時はHDR機能を利用すると良いと思います。上の写真のように鮮やかに撮影できます。台風が近づいていたので、曇り予報でしたが綺麗に撮れました。

様々な角度から撮影した鳳凰堂

折角なので抹茶も頂きました。

抹茶と草団子🍡

6.琳立する鳥居 伏見稲荷大社

 そして、最終目的地 伏見稲荷大社へ向かいます。こちらは誰もが知る有名観光地ですね。
宇治駅から電車で伏見稲荷駅へ移動。
伏見稲荷大社に到着です。

 この日も暑かったのですが、観光客で賑わっていました。特に鳥居が琳立する様相が外国人に人気みたいですね⛩

神の使いとされる狐

 伏見稲荷大社も見所たくさんなんですが、これって感じのアングルが決まらず。。カメラも日々鍛錬を積もうと思います。

 JR京都駅でお土産を購入し、新幹線の時刻まで京都駅のカフェでパンナコッタを頂きます。

7.終わりに

 如何でしたでしょうか?今回はPhotogenicという観点で京都を巡ってみました。初めて訪れた場所もありましたが、存分に楽しめました。京都の寺社仏閣は回り尽くしちゃったなぁという方もちょっと足を伸ばして古都genicな写真を撮りに行ってみては如何でしょうか?
 夏の旅行は気温が高いので、小まめに水分補給を行うように心がけましょう。

 次回は9月頃に北海道に行きたいと思ってます!ぜひお楽しみに✨

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