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時事川柳(8月)

*以下、カッコ内は雅号。

大ナイアガラ消火に滝ほど水使い(花火事故)

プロットの通りに進まぬ日大運営(林理事長)

運動部員 水も大麻も 飲む昨今 (脱根性論)

ガソリン代あがって愛車に「水飲むな」(火の車)

「戦う覚悟」 あそうで済まない 大放言 (麻生)

消沈の 社長に薦める 山田養蜂ローヤルゼリー (次男逮捕)

売れすぎてBIGは街路樹も足りません(除草)

空からの 覆水盆明け 帰れずで (台風直撃)

台風も どこ吹く風の 外国人 (観光客)

「買っとけば…」車内販売去り後悔し(秋終了)

「御免下さい」桑原ギャグに神もコケ(新喜劇)

美 少年 美少年とは 呼べぬ素行 (美 幼児)

DJ犯 胸に手を当て 反省し (お触り禁止)

「もうすぐさ笑えるのは」とBro.KORN(乳癌)

会長は金は出しても口出すな? (選手にキス)

勝利の女神に構ってもらえぬ天使たちエンゼルス (放任)

刈ったとて勝つとは限らぬ甲子園 (脱丸刈り)

バスケ観て気付けば散乱ごみ箱周り(無意識)

山火事を 陰謀論が 煙に巻き (真相は…?)

OSOの勘 鈍らせるほどの 猛暑かな (駆除)

缶ジュース汗乾くほどの酷暑かな(ポカリ汗)

『夏は北』 旅の鉄則 通用せず (全国暑い)

毛穴から処理水よろしく汗流し (臭いの風評)

もう何回受話器にむかって「無問題モウマンタイ」(迷惑電話)

中国と ドンパチさせたい 戦争屋 (戦う覚悟)

汗だくで ハロウィングッズ 品定め(もう陳列)

洋装に きらりと光る 和のセンス (扇子よし)

「お疲れ」と 夏の疲れが 残暑見舞い (迷惑)

秋モノのアルコールを飲み涼む夜 (秋味など)

コオロギが 早くも秋を 告げ始め (捕食厳禁)

彼岸まで暑さ乗り切るのが悲願(暑さ寒さも)

【選者後記】今月は、初旬から全国各地で花火大会が開催されたようですね。聞くところでは、日本三大花火の一つを見る為に、宿泊も兼ねて40万円のツアーもあったとのこと(国内の話です)。かたや、途中で花火が引火してしまい、中止に追い込まれてしまった大会もあったようで(『大ナイアガラの滝』という花火だそうです)…今年は、色々な意味で熱い夏になっているようです。
やはり、大きな要因は『コロナ明け』ということなのでしょう。外国人観光客も各国から大勢来日しているようです。あのお盆の台風直撃のさなか、新幹線も止まって日本人はほとんど出歩いていないのに、外国の皆様は、やれ「Go to 京都」だ「Go to 博多」だと気炎をあげていたようで…。まあ、大陸から来た人々には、日本特有の自然災害の大変さが解らないのも無理はないですが(新幹線の車内販売も永久に続くと思ってるかも)。
高校野球も盛り上がっていましたね。おしゃれ髪型の慶応高校が、107年ぶりに全国制覇だそうで。
球児たちには、このままスポーツマンシップに則った健全な道を歩んでいってもらいたいものです(間違っても途中で大麻や覚醒剤の道には進まないでね。清原に…もとい、清らかに清らかに!)。
吉本新喜劇のお婆ちゃん役でお馴染みの桑原和男さんが亡くなったそうで。筆者は吉本のお笑い芸人はあまり好きではないのですが、新喜劇は大好きでして、昔はTV(土曜の昼)でよく観ては大笑いしていたものです。これで、お爺ちゃん役の井上竜夫さんも、パチパチパンチの島木譲二さんも、素晴らしい喜劇役者が皆いなくなってしまいました(まだいますよ)。淋しいかぎりです…。
残暑がまだまだ続くとは言え、夜風が変わって、ひとまずは夏も峠を越したかと。となると、そろそろ夏の疲れが出てくる頃です。今年は、あの難攻不落のOSO18が敗北するほどの暑さでしたので(沖縄より北海道の方が暑いようです)、後遺症もそれなりにあることでしょう。ぜひとも皆様、山田養蜂場のローヤルゼリーやプロポリスで乗り切り、お彼岸まで戦う覚悟を決めましょう。
WON'T BE LONG   もうすぐさ 届くまで〜♪♪ 
暑いけど 八月過ぎれば 無問題モウマンタイ
日めくりを めくって目をむく あと四月よつき
ハロウィンが 終わればメリクリ あけおめだ。
年ごとに 一年光陰 矢のごとし。
…今年もすでに三分の二が経過しました。残り三分の一も、どうか皆さま、戦争屋さんの流してくるフェイク情報に惑わされることなく、日々健やかにお暮らし下さいませ。

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