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時事川柳(7月)

*以下、カッコ内は雅号。

雷様が フラッシュをたく 雲の上 (夏の夜空)

左手に スマホ右手に 扇風機 (男も女も)

差してても 指を差せない 男の日傘 (近頃は)

仕事前から 額に汗して 通勤し (猛暑酷暑)

心頭を 滅却出来ずに 冷房ON (雑念妄念)

日本列島あっちは大雨こっちは大汗 (両極端)

水分補給勧めて潤う飲料メーカー(宣伝文句)

水分と 塩分大事と 酒ツマミ (正当な理由)

菊之助深夜のホテルで芸肥やす(性当な理由)

山下まで火の粉をとばすジャニーさん(達郎炎上)

ジャニタレを TOBする TOBE (滝沢の乱)

Xが 本家はウチだと ツイートし (YOSHIKI)

上位陣 相撲を取らずに コケまくる (休場)

辞して尚 追われるゴーンのカリスマ性(手配)

BIG不正どこかで道を間違えた? (崖下転落)

最新のジブリを君たちはどう観るか (無宣伝)

25年 寝かせたカレーの 冤罪臭 (ヒ素事件)

愛犬も 飼主バイデンに似て 暴発し (噛付注意)

若者の 浴衣は足元 涼しげで (ツンツルテン)

大混雑 パッと散れない 花火会場 (駅まで1h)

ミサイルがあがって掛ける声「またや」 (風物詩)

ガテン系 吹く風求めて ワークマン (服風)

飼主の 冷たい首輪を 犬見上げ (首クーラー)

お外には OSOいて不眠 クマができ (牛たち)

自然への 畏怖いふを忘れず 水遊び (水難事故)

40°C 去年は体温 今年は気温 (振返れば)

裸足なら ボルトになれる 砂の上 (灼熱海岸)

おじさんは 肌の黒さで 競い合う (俺の方が)

うな食べて酷熱地獄をすりぬける (ニュルッと)

こじらせて とんだ目にあう 夏の風邪(暑寒い)

寒がりが 上着を忘れて 青ざめる (死活問題)

かき氷 ついつい買い過ぎ 頭痛い (氷を愛す)

炎天下 燃え尽きた蝉 天仰ぐ (七日目に)

【選者後記】暑い日が続いております。ひょいと外を歩けば、今年も大活躍してますね。あの手に持つ小型扇風機。あんな物…失礼、あのような物を使用して、いくらか涼しくなるものなのでしょうか。昔はあれは女性が持つ物だと思っていましたが、近頃は男性が使っている光景も目にします。失礼ながら筆者には、通販で何か買った時におまけで付いてくる程度の物にしか見えないのですが…。流行というものは、いつの時代も「え、こんな物が?」というような物が世の中を席巻するものです。あの首に掛けるアイスリングにしても、単純構造でありながら近年まで有りそうで無かったわけです。職人さん愛用の扇風機付きベストも同様ですね。そう考えると、まだ誰も手をつけていない発想のヒントは、あちこちに転がっていそうですね。誰もが、明日は発明家になれる可能性を秘めているかも?
男性の日傘も最近はすっかり珍しいものではなくなってきました。このように、日焼けしたくないと思えるうちはまだまだ若い証拠(?)で、これがある年齢より上になってくると、逆にどれだけ日焼けしたかで張り合うようになります。
そんな彼らは、昨今の気象情報をどう見ているのでしょうか。なんでも、この先一週間は『災害級の暑さ』が続くとのこと。『災害級の暑さ』って、太陽でも落ちてくるのかいなと言いたくなりますが…。いえ、もしかすると、いつぞやの騒動に続いて、今度は猛暑酷暑で人々の流れを止める作戦かもしれません。「皆さん、お外に出るのは危険です。ステイホームしましょう」的な…。
メディアがそう言えば、我々は簡単に信じ込んでしまいますからね。和歌山のカレー事件にしろ、最近になって冤罪説が浮上していると知った時は、筆者も仰天しました。当時、ワイドショーで取り上げられているのを散々観ていましたので。ところが、今では林さんの無罪を主張する世論のなんと多いことか。時代は変れば変るものです。
だからこそ、我々は一方的に流れてくる印象操作に惑わされることなく(「6年連続No.1」とか)、自分の目で物事を判断し、OSOのように賢く生きなければならないわけです。そう、今まさに“私たちはどう生きるか“が問われていると言えましょう(ゴーンさん、この際ビッグモーターを引き継いでみては?)。
あすから八月。夏も暑さも、なんやかんやであと一ヶ月程度です。皆さま、どうか夏のピークを謳歌し、有意義なものにして下さい。
さよなら〜炎上なつの日〜♪♪
ちょっと、達●さん…気持ちは解りますが、それを歌うにはまだ早いですよ(笑)
では、くれぐれも夏風邪にはお気をつけ下さい。

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