急な話ですが、今日の夕方、ななちゃんが入院しました。

数日前から食べる量が減り、特にカリカリを食べなくなりました。今日は朝からまったく食べようという様子が見られなかったので病院に行きました。

元々、シェルターから譲渡の際に口腔内の状態が悪いことは告げられていて、1年後の予防接種の時にかかりつけの病院で相談することを勧められていたのですが。口臭も強いし、口をクチュクチュしていることが多いので、ある程度の信頼関係を築いて暖かくなったらかかりつけの病院に相談するつもりでした。

今日は息子が在宅勤務だったこともあり、二人がかりで20分掛けてなんとか捕まえましたが。水飲みは吹っ飛んで水浸し、ソファやテーブルが動き、ベッドが散乱という大捕物でした。小柄ですばしっこいので本当に大変でした。

診察時に歯肉炎が酷く口腔内の状態がかなり悪いこと、そのせいで食べられない可能性が高いと告げられました。最終的には全臼歯抜歯が必要という見解で、抜歯を視野に入れて血液検査を受けました。血液検査で肝機能の数値が一部悪いため内臓のエコーもお願いしました。内臓の状態は全て問題なし、右の腎臓がやや小さいけど、これは成長期に栄養不足だったためではないかとのことでした。

血液検査は総ビリルビンが高い数値で、おそらく食べる量が少ないせいだろうとのこと。この数値が基準値にならないと全身麻酔での抜歯は難しいということで、まずは栄養を摂って全身状態の改善を目指すことになりました。

そこで取りうる手段は2つ。1つは通院しながら点滴投薬をしつつ自宅で強制給餌を行う、もう1つは入院してチューブでの給餌も含めて集中的に抜歯に向けて体調管理を行うでした。前者は毎日の通院も強制給餌もできる気が1ミリもしないので、後者一択でした(入院費は処置料も含めて1日あたり2〜3万円、1週間の見通しですが背に腹はかえられぬ)。

幸い深刻な状態ではなく、どちらかというと最速で確実に抜歯まで辿り着くための入院なのでご心配なく。最終的には抜歯を終えて退院の予定です。

明日から毎日お見舞いに行ってきます。