65歳、全財産マイナス⁉︎

(悲惨な話ではありません!)

 むしろ自分は恵まれていると思っています。まず60歳まで正社員で働いて、65歳誕生日の直前まで再雇用(契約社員) で同じ職場に残った。給与は55%になったが、加えて「継続雇用給付金」の支給を受けたにので、実質は65%くらい。さらに63歳から「特別支給の厚生老齢年金」も支給された。そのうち子供が独立したら可処分所得は増えた。

 退職後は田舎の実家に帰って、失業手当(基本手当)をもらいながらボチボチ仕事を探せば良いかと考えていた。

 そして3ヶ月間は『充電期間』として(約)日本一周の旅行と合宿セミナー参加などで過ごした。それから就活する中で、何か資格があった方が良いと考えてハローワークで「公共職業訓練」に申し込み、2年間の訓練が認められた。

 この時点で全財産はマイナスとなってしまった。実家で暮らせば貯金0でも大丈夫(=母親の年金のお世話になる)とは思っていたが、子供が大学入学するときの借金返済がまだ残っていたのと退職後の残りの健康保険料+介護保険料を3ヶ月で完納しなければならなかったことが大きかった。

 今まで給料天引きだった出費を自分で払うことになった場合、よっぽど調べておかないと“想定外”になってしまう!(すでに教訓にするしか無い)

 とはいえ、これからの2年間は失業保険(基本手当)と厚生老齢年金両方受給できるので、今だけの借金生活ということになる(はず)

 以上、恵まれた(?)65歳のオッサンの話でした。

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