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【生活情報】Česká Poštaでの荷物の受け取りガイド 2024年版

こんにちは! プラハ在住、チェコ医学生 駒井マキです。

今回は、チェコの郵便局Česká Poštaで、日本からの荷物の受け取り方を紹介します。※個人利用の荷物の受け取り方です


1. 受け取りにかかる費用

費用は、中身の荷物の価値によって異なります。

①ギフトの場合

45ユーロ以下    : 手数料のみ
45~150ユーロ :手数料とVAT(消費税のようなもの)
150ユーロ越え   :手数料とVATと関税

②ギフトでない場合

22ユーロ以下 :手数料とVAT
150ユーロ超え :手数料とVATと関税
※22~150ユーロについての記載はなし

出典:https://www.ceskaposta.cz/en/sluzby/celni-rizeni/ocekavate-zasilku-ze-zahranici

45ユーロ以下であれば、ギフトの方が安めですね!

手数料は個人利用の範囲では、110~300コルナです。
出典:https://www.ceskaposta.cz/documents/10180/282453/celni-deklarace.pdf

2. 日本で荷物を発送してからの流れ

①発送時の注意点

日本から荷物を発送するときには必ず受取人の電話番号とメールアドレスを登録しましょう!

私は「追跡番号があるからいいや」と記入を怠り、痛い目に遭いました。後述の一連のメールが届かなかったため、荷物の所在地を見失い、せっかくプラハにやってきた荷物が日本に送り返されるという大失態!
またあるときは、荷物が日本に向けて送り返される寸前で、その手続きをする施設に直接メールして、なんとか荷物が戻ってきたことがありました。みなさまお気をつけください!

②Česká Poštaへ荷物の申告

日本から荷物を発送すると、Česká Poštaから、荷物に関する申告をするようにメールが届きます。

この際
・荷物の区分(個人利用、商用利用、ギフトなど)
・受取人の名前と住所
・発送人の名前と住所
・各々の内容物の価値(値段)、材質、HSコード
を入力します

HSコードは物品の区分ごとにつけられたコードです。
日本から発送するときはHSコードを10桁を登録しますが、Česká Poštaではそのうちはじめの6桁を入力します。

また、IOSSという欄がありますが、個人利用の範疇であれば空欄で大丈夫です。

③身分証の送付

しばらくすると、身分証明書を送付するように、とのメールが届きます。

メールに直接返信するパターンと、URLで飛ぶパターンがありますが、どちらもパスポートやビザを写真で撮ったもので大丈夫でした。

④受け取り費用のメールが届く

受取人の住所の近くの郵便局に荷物が移されるとメールが来ます。
そこに、VATや関税を含め、合計の受け取り費用についてのPDFが添付されています。

ここで初めて受け取り費用がわかります。

⑤荷物を受け取る意思表示

関税がかかる荷物に関しては、「この荷物には関税がかかりますが、受け取る意思がありますか?」というメールが別途来ます。

そのメールに直接返信すれば大丈夫です。

⑥到着日のお知らせ

いよいよ到着日になると、「今日荷物が届きます」というメールが来ます。

唐突すぎて、私はほぼ家で受け取れたことがありませんが、
時間が合えば、荷物到着時に配達員さんにその場で料金を払って完了です。

⑦郵便局に取りに行く

もし、到着予定日に家にいない場合ですが、日本のような便利な再配達のシステムはありません🥲

ポストに不在票が入っているはずで、荷物は記載の郵便局に保管されています。期間内(配達から15日間)に取りに行ってください。
※私の家にはなぜか不在票が届きませんが、追跡番号さえ分かっていれば受け取り可能です。

期間を過ぎると日本に荷物が送り返され、また、日本に荷物引受人がいない場合は、破棄されてしまいます。

郵便局への持ち物
・身分証明書(パスポートやビザ)
・追跡番号がわかるもの

郵便局で料金を払い、完了です!


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