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再び行田へ

今回の行田めぐりは、ICカード対応になった秩父鉄道を利用した。いつも食べ物について語り合う同僚が行田で気になるかき氷店を見つけたと話していて、あの翠玉堂を思い出したのだ。ある時、遅い初詣を終えて行くところがなくなり、あてもなく歩いていたら営業していた。味のある木造店舗のガラス戸に手書きの張り紙がしてあり、何かを始めたとかそういったことだったと思うがよく覚えていない。あとからお店のtwitterを見て季節のメニューのお知らせと分かった。冬だったが、かき氷のお知らせだったかもしれない。張り紙とかわいい暖簾が発する、入って大丈夫な雰囲気と、中の暖かさが素敵なお店だ。パン以外もやっているが、パンもある。食べログではパン店として分類されている。

もうだいぶ秋なのは分かっているが、日差しが強く涼しさゼロの昼間はちょっと季節感がない。一年のだいたいが夏か冬に寄ってないか。そんなことを思いながら交通量の多いメインストリートを歩いていたら、トラックが通り過ぎた瞬間、バッタが頭に衝突した。口に入らなくてよかった。バッタは秋の季語である。

忍城址の向かいにある忍東照宮の狛犬は逆三角体形でスポーティー。涼しくなったし食べてばかりいないで運動せねばとつぶやきながら、食べログで調べた鰻屋に思いをはせる。

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