見出し画像

日帰り タイムスリップ 湯河原でプチ武将気分

いい女は荷物が少ないという。しかし筆者は思う。みんな重い荷物が好きだ。ランドネやPeaksが伏せたい事実だが、テント泊縦走は装備が15kg。7kgでUL(ウルトラライト)。山に行った時点でいい女失格だ。
1泊2日縦走の運動量はペットボトル10本を担ぎ700階のビルを登り降りに相当する。(世界1高いブルジュファリハは160階)。

何も驚くことはない。この伝統は中世より続いている。戦国武将の鎧は2-30kg。西洋の甲冑も25kg。皆馬に乗って山道を行き来し戦っていた。重いことはいいこと、偉いことだったのだ。

鎌倉殿の13人のに登場した土肥実平の拠点、湯河原を訪れる。東京から電車で1時間45分。お手軽5kgのハイキングの出立ちで石橋山の戦いで敗走した頼朝の足跡を辿る。

湯河原駅前。足湯もあり湯治気分が楽しめる。

バスに乗り幕山公園へ。梅林と岩場を尻目に進む。

落武者が馬を駆る蹄が聞こえてきそうな山道。
頼朝が自害を思い止まった池。干上がっていたけど記念に(汗)

南郷山頂からは真鶴半島や初島。伊豆大島が見える。麓には五郎神社。平安後期湘南一帯の領主だった鎌倉権五郎を祀ったのが転じて鍛治の神様を祀っている。

江戸時代の建築様式
朽ちかけた小さな狛犬に流れた年月を見る
綺麗にしめ縄を結んでもらい誇らしげな狛犬。

五郎神社からバスで湯河原駅へ。湯河原町は温泉街であり万葉公園には独歩の湯という足湯の施設や新しくオープンした惣湯テラスという日帰り湯も充実。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?