見出し画像

桐生八幡宮

通っている美容院が仮装して営業していた。ハロウィンである。店でテーマを決めているらしく高校でありJKというか制服のギャルである。仮装のネタになるほど浸透したのかギャル。幸いメイクは黒い方のあれではなかったので逆に昔の感じを思い出させるところもあり懐かしがってしまった。今も現役はいるんだろうか。

そんなことを話ながら散髪をしてもらいつつ、紹介してもらったあかね噺を読んだらとても面白い。落語の話でちゃんと軸があるだけじゃなくて、知ったつもりになっていて実は知らない落語のこと、由来だとか、あと業界のしくみも読みやすく描かれているから楽しい。

桐生は何もないところだと現地をよく知る人から口酸っぱく言われてきたが、要所要所でおもしろいポイントは本当にある。この間は落語を聞くために初の来桐を果たしたが、桐生の上州事変は有鄰館で開催されたのである。有鄰館周辺は鰻好きだけでなく建物好きにもおすすめしたい。日本語がだいぶおかしいが、上州事変とは群馬県にゆかりのある噺家が群馬の各地で企画している落語会である。ほぼ初心者なので初めて聞く噺ばかり。新作もあって楽しめた。前座の桐生警察の皆さんも面白かった。好きなタイプの芸人さんである。

賽銭箱付近は撮影不可のため、遠方から狙う狛犬

有鄰館のある通り沿いに、見て楽しい建物が並ぶ。突き当りに桐生八幡がある。駅周辺まで行けなかったが、飲食店はそっちの方があるのかもしれない。店構えの格好いい鰻屋に入ろうか迷って何往復かしていたら営業が終わってしまい、近隣にはテイクアウト専門の寿司屋と鳥めししかなく焦った。

次は鰻と焼きたての花パン狙いで行くとしよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?