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書評・三戸政和『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』

とあるクライアントの人に進められて買ってみた本。

僕は今38歳なんだけど、このくらいの年齢になると老後とは言わないまでも、未来のことを考えて投資ビジネスも具体的に考えるお年頃。なんだかんだ言われてますが、仮想通貨にも去年投資してました。このときに感じたのが情報をいかに早く手に入れるかということ。僕は2017年3月くらいに始めたんだけど、テレビCMなどなどで盛り上がって多くの人が仮想通貨に手を出し始めたのが2017年11月くらい。いかに情報を早く手に入れて、いかに少数時代に投資するかで実際問題、手にするお金を代わってくるという実感を手に入れた投資だった。

まあ、投資してたcoincheckのXEMが盗まれるという災難もあったんだけど笑。

本題に戻ると、現代ビジネスでも話題になりまくったらしいこの本だけど、

実は、ビジネスマンには大きく2つのタイプした存在しません。朝の満員の通勤電車に乗り、夜遅くまで働くなど、時間を切り売りしながら給与を得ている「こちら側の人間(雇われサラリーマン)」と、自由に休みが取れ、好きなことを好きなようにやっていても、お金がお金を生む「あちら側の人間(資本家)」です。

ここが考え方のベースにある。資本家orサラリーマン、ほとんどの人がサラリーマンを選んでいる現在の中で、小リスクで資本家になりませんか?という提案本のようなものだと思った。

資本家になるための条件として、

つまり、リスクを取れるかどうかです。実際に行動を起こせるか否かです。
そして人生何が起こるかわからないので、何が起きても楽しむというのが大事だと思う。

などなど、名言?的なものもいくつか散りばめられているが、僕的に一番勉強になったのはここ。

社長が会計を見ないというのは、私に言わせれば、アイマスクを付けて車を走らせているのと同じです。

つまり、資本家になるためには数字の勉強をすべきだということ。この本によると中小企業の社長たちは、数字の勉強をしていない人も多くいる。数字の勉強をすれば、サラリーマンの数よりは少ない中小企業の社長の群の中で勝ち抜けやすい。だからこの本を読んで投資するかどうかは別にして、数字の勉強をすることは続けようと思う。未来を勝ち抜くために、かなり効率的な生き方だと思ってる。

さて本に戻るが、そもそもサラリーマンに中小企業をどうやって買うことができるのか!?っていう疑問がわくと思うのですが、今はネットでそういうサービスがどんどん出てきてるらしい。

試しに「M&A 案件」と検索してみると、いろいろ出てきます。本の中でも紹介されてた「SMART」のページへ。

おぉ、ほんとだ、いっぱい売られてる。。。しかも会員登録してない状態でも結構見れるもんなんだな。知らない情報だった。勉強勉強。これ以外にもこの本を読んではじめて知った情報もいくつかありました。

そんなこんなで、自分の知らない情報がたくさん入っていた本だったので、単純にそれを知れたっていうことと、とにかくこれからは数字の勉強を特に重点を置いてやっていこうと決めました。

サブタイトルが「人生100年時代の個人M&A入門」ってことなんだけど、人生100年もあるかどうかわからないけど、一度しかない人生、楽しく思いっきり生きるために必要な情報を与えてくれた本でした。感謝。



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