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これからのPRについての考察。

TOP BUZZ Videoの参加型クイズ番組のすごさについての記事を書いた。

とにかく参加してみると、今まで他人ごとだったクイズ番組が自分ごとになった。12問連続正解で賞金があたるんだけど、30万だか40万(その日によって違う)を正解者全員で分け合うので、実際問題そんなに夢のようなお金が飛び込んでくるわけじゃない。

昨日の番組でも50万を87人の正解者で分け合ってるので、1人あたり5747円。そんな大した金額にはならない。

だけど実際に参加してみると、異常なまでにのめり込める。たとえが難しいけど、好きなアーティストの音楽を、CDで聞くのと、ライブで体験するのとくらい旧来のクイズ番組とは違う。

まあ、その没入感に関しては体験してみてよとしか言いようがないので、ここに詳しく書かないけど、今日書きたかったのは、PRのやり方がどんどん代わっていってることについてです。

今回のTOP BUZZ Videoのクイズ番組の告知に関しては、ネット上のあらゆるところで行われている。YOUTUBEのトップにもバナー広告が入っていたし、キュレーションメディアにも結構アドネットワーク広告が上がっていた。

そこは押さえながらも、運営会社のBytedanceがやってるもう一方のPRが、広告会社ではなくお客さんにお金を還元して、そしてSNSでPRしてもらうやり方だ。

今回のBEAT THE Qというクイズ番組は、12問連続で正解できなくても、賞金がもらえるやり方があって、それは不正解を出したときにそれを帳消しにできる方法がある。それはSNSで友人にクイズ番組の招待状をおくること。それで復活カードがゲットできる。

実際、このやり方で参加者は勝手に自分の友達を招待するだろうし、その友達も誰かを招待する。どんどん番組のPRが進んでいく。

そういえば、ちょっと前にも同じような座組のPRが始まってるって記事書いたな。

このときはフォロワー数によって割引金額が決まるサービスだったり、フォロワー数によってお金をもらえる美容室とかだった。

この記事のヘッダーにある通り、どんどん旧来型の『企業→PR会社・広告代理店→メディア→お客さん』から『企業→お客さん→拡散→お客さん』になっていってる。

AIによって職を失うっていわれてるタクシー運転手じゃないけど、PR会社・広告代理店を必要としないPRもどんどん増えてくるのは間違いない。

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