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台湾旅行記6 松山駅周辺

画像:今日行った五分埔、という商店街の看板だよ。

今日はMRT松山駅近くにある五分埔という服の問屋街と饒河街夜市を見た。

まずは五分埔から!

松山駅で降りて、南の方に徒歩数分。
急に服屋が立ち並ぶ場所が見えてくる。そう、ここが五分埔商圏というエリアだ。

ひたすら迷路のような路地が続く。この中にそれはもう沢山の服屋が立ち並んでいる。

置いてある系統はバラバラ。でも全部ダサめ。
独特なロゴや英字のプリントがされたTシャツや、絶妙な配色とデザインのワンピースやシャツなど、とにかくちょっとチープな感じがする服を置いていた。

中にはアクセサリー屋や帽子屋などもある。
あ、デニムに特化した店やワイシャツなどのオフィス用のシャツしか置いてない店、とかもある。

で、どこも大体服を大きな袋に纏めて置いているのだが、下の方に入ってる服は一生日の目を見ないんじゃないか?と思う。どうなんでしょ。

軒先に置いてあるマネキンのコーディネートを見ながら、ここはこんな感じの服屋か〜。ちょっとダサいね、とかちょっと若すぎるね〜とか言いながら街を見ていく。

雰囲気としては日暮里繊維街を服屋にして、道幅をギュッっと縮めて、3倍くらい店の量を増やした雰囲気。日暮里は生地だけど、服も布製品だから、商品から出てくる独特の空気がどこか似ている。あとちょっと入りにくいところとか。

店番はみんなケータイ弄りながらとかご飯食べながらとかタバコ吸いながらとか適当。

ぶらついていたら、軒先に大量のベルトや帽子などが置いてある店を見つけた。
なんとなく店内を奥まで見てみる。

おや?可愛いビーズの……なんだこれは。口罩鏈、口罩でマスク、らしいからマスクチェーンかな。両端がカニカンになっているさくらんぼが何個かついているマスクチェーンがある。
記念に1つ買っていくか。

問題は値段が書いていないこと。
全頭ピンクの40代ぐらいのおばちゃんがレジにいるので「はうまっち?」と訊いてみた。

電卓に何か打ち込む。
180元(約780円)」

やや高いな。100元くらいかと思ったのに。ぼられてる?ぼられてますか?わたし。
個人購入の外国人だからぼったのくりんしている?

真偽不明だが、まあいいか。ということで買いました。

一方のカニカンをもう一方のいっこ手前の丸カンに留めて、余ったカニカンに何かちょうどいい大きさのペンダントトップを付ければ可愛いネックレスになるだろうと考え購入した。可愛い。お気に入りだ。

雨足が強まってきたので、夜市を見て帰ることにする。じゃあな五分埔。多分人生でもう一度来ることは無いだろう。

雨が降ったり止んだりする中、駅のすぐ側にある饒河街観光夜市、にやって来た。

士林夜市は街の一部が夜市になっているというか、四方八方の路地に出店が出ていて謎解きゲームのようだったが、饒河街観光夜市は長い1本の道の左右と時々真ん中に出店があり、食事やゲームを楽しむことが出来るようだ。

地元である根室のお祭りが緑町という真っ直ぐの商店街を使って出店を出し、祭りを賑わせるので似てる気がした。

夜市といえばQQボールとジーパイ。マオはこの2つを食べたいがために夜市に来ているんだ。臭豆腐の匂いに耐えながら……。

と、お目当ての前に寄り道。
入口の目の前に有名な胡椒餅屋さんがあり(胡椒餅屋さん2個あるけど、明らかに片方繁盛してなくて片方は列の仕切りポールまで置いてるので間違えないように)今晩お母さんのお腹を満たすのはこの胡椒餅に決まった。
1つ60元。焼きたてのアッッッッツアツを提供している。やっぱり回転早いからだ……
1口貰ったら、パン部分はカリッと、中のひき肉部分はザ・中華料理というスパイスの味がした。なるほどね〜。おいしい。

さて、マオのお目当てQQボールの店を見付けた。
QQボールはさつまいものデンプン粉が練って揚げてあるスイーツのことで、デンプンがアツアツじゃないと美味しくない。つまり揚げたて命。
なるべく回転早くて揚げたてそうな店を選んだ。

ほのかに素朴な甘みがしておいしーい。中に生地が詰まってる訳じゃなくて、膨らませてるから1袋(1口大のものが12~3個入っている)買っても、気がついたら無くなってる感じ。好きだな〜。カロリーえぐそうだけどね。

そしてラストはジーパイのお店。
ジーパイは日本でも大分人気になっているよね。台湾式デカ鶏肉の唐揚げのことです。
ちなみにここにたどり着くまでに臭豆腐が4軒ぐらい集まってるゾーンがあってくっさくてくさくて大変だった。

ジーパイも例に漏れず揚げたてが美味いからちょっと人が並んでるぐらいの店に私も並ぼう。
開店したてなのか揚げた分が全部売れたのか、お兄さんがフライヤーで鶏肉を揚げている。
揚げ待ちの間、お兄さんはご丁寧にAirPodsまで装着して何かの動画を見ている。ノイズキャンセリングすな〜!

しばらく待っているとお兄さんが営業モードになった。
ここのお店は、揚げたジーパイを一旦タレにくぐらせ、それを焼き鳥焼くような炭火のコンロで焼き目を付けるらしい。

すっごく愛想のないお兄さんに「cut?」と訊かれ、肉をカットしてもらう。中華包丁で骨までカット。ワイルドだ。

100元と交換で揚げたてアツアツのジーパイが手に入った。
味は濃いめ。あまじょっぱいタレがこの後物凄く喉が渇くぞとお知らせしてくる。私は骨付きの肉が好きなので気にならないけど、結構ゴツめの骨が入ってる。(みんなに分かりやすく伝えるとケンタッキーの胸部分の骨みたいな)
台湾に来たらジーパイを食べようと思っていたので達成出来て満足。以前は胡椒味のシンプルなジーパイだったので、2回目の今回、タレ味を食べれてよかった!

行きは入口向かって右側の道を歩いたので、帰りは左側の道を歩いたんだけど、また臭豆腐を売ってる店が6軒ぐらい連なってるところがあってくっっっっさくてくさくて大変だった。ジャパニーズ 絹ごし豆腐が恋しいだ、オラ。

それでは。
2023-07-31

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あなたのグッズ購入費が、ジーパイとQQボールの購入費となり、マオの血と骨になる。

▼本日のBGM

ココル原人,TaiHEY/満漢全席

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