こんにちは。今年のお盆は台風🌀と重なり、計画の変更、移動が大変だったかと思います(+_+)。私は気圧の問題なのか耳が詰まったような感じになり、最近の天候に身体がついていくのが大変💦と思いながら耳鼻科で診てもらったところ、米粒より小さい何かが鼓膜にくっついてたようでエア吸引で取り出してもらい、耳の詰まりは治りました。気圧の問題ではなかったようですが^^; 気圧による不調、皆さまにおかれましてはくれぐれもご自愛ください。

さて、１4回目のタロットと西洋占星術のリンクは、前回のワンド・7からの続きです。
早速キングまで見ていきましょう！　前回はこちら

ワンド・８の対応星座は射手座の第１デーカン（11月22日～12月2日）です。対応天体は水星です。８本の矢が同じ角度、同じスピード、同じ間隔で飛んで来ているのは、数字の８が安定を示す４を２つもっているので、一定の秩序が保たれている事を表しています。７で、ものごとの曲面を迎え、８ではそれを煮詰める（凝縮）という段階に入り、その結果、予想していなかった変化が起こり、ワンド・８では急展開なできごとが起こる兆しがでてきます。突然連絡がきたり、引っ越しや移動、旅行など。対応天体の水星は直接的、単刀直入に相手に伝えるなど素早い対応が成功の鍵となります。
  

ワンド・９の対応星座は射手座の第２デーカン（12月3日～12月12日）です。対応天体は月です。一桁の整数である最終数字の９は８で煮詰めた結果、統合され頂点にたどり着きます。マックス状態なので、ものごとが動くというよりは保守的です。過去を振り返って内省すると何かが見えてくる数字でもあります。ワンド・９は過去に痛い目に遭った経験から、自分の砦を作り防御しています。対応天体の月は受け身であり、ワンドの活力が守りに使われています。

 

ワンド・10の対応星座は射手座の第３デーカン（12月13日～12月20日）です。対応天体は土星です。数字の10は完全を表し、１+０で１（原初）に戻る再生力を持っています。対応天体の土星は、ワンド・９で守り抜いたものの先にあるもの、責任や抑圧、重圧を表しています。仕事量はキャパシティを超えていますが、それでも頑張る目的があり、情熱に燃えています。 
 

ワンド・ペイジの対応星座は蟹座、獅子座、乙女座の夏至から始まる夏の期間です。ワンド・10のプレッシャーから解放され自由や冒険を求めます。ペイジはどのスートもまだ始まったばかりを表わし、方向性や計画がない状態でも何かをしたくてウズウズしています。ワンド・ペイジは、とりあえず面白いことを誰かに伝えたいという情熱から、メッセンジャーボーイとして働きます。
 

ワンド・ナイトの対応星座は蟹座の第３デーカン（7月12日～7月22日）+ 獅子座の第１，第２デーカン（7月23日～8月12日）です。夏真っ盛りの期間です。ナイトはペイジでやり始めたことがこなれてきて、立派に独り立ちできるまでに成長した段階を表します。蟹座の第３デーカンの対応天体は月、その直感力を活かし、感じたまま、ストレートに突き進みます。獅子座第１デーカンの対応天体の土星、第２デーカンの木星は、暴れ馬を見事に制御し、未開の地へ精力的に挑む姿です。
※デーカン対応星座はこちらを参照

 

ワンド・クィーンの対応星座は魚座の第３デーカン（3月11日～3月20日）+ 牡羊座の第１，第２デーカン（3月21日～4月9日）です。春分前後の期間です。春分は春の到来、草木が芽吹き、花が開く、エネルギーに満ちあふれる季節、占星術でも始まりを示す大切な日になります。魚座の第３デーカン対応天体は火星です。ワンド・クィーンは、霊的な直感力（サイキック）を持ち合わせ、牡羊座第1，第２デーカン対応天体の火星、太陽は、どうしたって目立つ存在、注目を集めることができます。強烈なアピールで人を引きつけ、華やかな魅力とリーダーシップでものごとを動かしていきます。

ワンド・キングの対応星座は蠍座の第３デーカン（11月13日～21日）+ 射手座の第１，第２デーカン（12月3日～12月20日）です。ワンド・キングが開拓者、創始者と呼ばれる所以は、射手座が示す冒険心やポジティブ思考、外交的で寛大で、言ったらきりがないくらいのオープンマインドさからかもしれません。蠍座第３デーカン対応天体の金星は、鋭い直感力。楽天的でありながら試練を乗り越え今の地位を築いてきたという豪快さが面白さでもあり、周囲にリーダーと認められるカリスマ性を醸し出しています。

ワンドは以上です。ワンド・ナイト〜キングのコート（人物）カードは、２つの星座をまたがっているので、異なる性質のサインからの視点でも検証できて面白いですね！！

次回はカップにいってみようと思います。お楽しみに！！

文・イラスト：加藤マカロン

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【著者プロフィール】
加藤マカロン
イラストレーター＆占い師。公式サイトは、マカロンタロットweb 。カードの基本的な意味などを知りたい方は、『マカロンタロットで学ぶタロット占い』（駒草出版）をご参照ください。ＳＮＳは、Twitterアカウント　（@katomacalon）、facebook　などでも情報発信中。