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国家総合職試験最終合格への道#1 全体像と1次試験での戦い方

こんにちわ、ゆこまです。

今回は、国家総合職試験へ合格するために必要なことをまとめていきたいと思います。

択一試験の勉強法みたいな話はいくらでもあると思うので、今回は、公務員試験全体ではなく国家総合職試験のみを念頭に置いた試験への勝ち筋みたいのものを書いていこうと思います。

勉強する上での指針になれば幸いです。
あとこんなこと知りたいとかあればコメントしていただければ出来る限り書いていきたいと思います。

ちなみに自分はかなり国家総合職試験に重きを置いた攻略法をとったので総合職試験合格には最終合格したものの、国家一般職については、一次試験で落ちてしまっています。また、大学のレベルは偏差値50程度で勉強ができるわけでもなんでもありません。

そのため、国家総合職以外の公務員試験も視野に入れている人には全くお勧めできない方法ですのでご了承ください。ただし、総合職が第一志望なら一読の価値はあるかと思います。

自分が受験したのは経済区分なのでそれをベースに書いていきますが、理論自体は他の区分とも被る部分があるかと思いますのである程度参考にはなるはずです。

とはいえ、経済区分は他の科目より、ボーダーが低めに設定されているため狙い目の区分ではあります。

前置きが長くなってしまいましたが、本題に入っていきます。戦略を立てるにはまず敵を知ることが大切です。

なので、まずは試験の全体像を見ていきましょう。

まずは、試験の流れについて

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最後の官庁訪問で省庁から内定がもらえると晴れてキャリア官僚になることができます。二次試験を2つに分けているのは、この2つが別の日に行われるためです。

また、総合職の場合、最終合格すると3年間官庁訪問する権利を得ることができます。
つまり、大学4年で最終合格し、大学院に2年通ってから官庁訪問みたいなことができます。

また、浪人等で周りより年齢が上な人は、試験をその分早く受けることができます。そのため、先に最終合格し、就活の時期に官庁訪問からスタートするみたいなこともできます。

では各試験について、見ていきたいと思います。

今回のnoteでは、一次試験について書いていきたいと思います。

まずは一次試験です。これは択一試験となっており、経済区分の場合、基礎能力試験40問•専門試験40問(必須31問・選択15問中9問)の合計80問を解くことになります。経済区分であれば、半分の40問を正解すれば安全圏と言えるでしょう(ボーダーは大体38前後)。

他の区分については、詳しくはわかりませんが、基礎能力については全区分同じで、区分によって専門試験の部分が変わることになります。ボーダーについては、法律区分であれば一割増しの48問あたりが安全圏だった記憶があります。

では、次に問題の内訳を見ていきましょう。

試験内訳

これを見ていただければわかるように、数学系科目(判断・数的・資料)、文章系科目(英語・現代文)、マクロ経済•ミクロ経済、時事が大きな鍵を握っていることがわかります。

財政だけ別枠として書いているのは財政学は経済理論の枠組みで解ける問題と時事的な観点で解ける問題、財政学を勉強しないと解けない問題に分かれるためです。

ここで先程言った安全圏の点数を思い出してください。そう、半分の40点です。

40点取るためには、
「40問分の8割取れる科目」+「40問分の適当に⑤を塗る科目」
があればいいのです。(40*0.8=32、40*0.2=8 計40)

つまり、数学系科目or文章系科目、経済学+αを攻略してしまえば、あとは全部5番を塗っておくだけで期待値的には合格できてしまうことになるのです。

+αとしておススメなのは時事です。

時事がオススメな理由は、二次試験以降を戦い抜くためにはどちらにせよニュースを見る習慣をつける必要があり、それらと相性がいいからです。

まとめると、一次試験に必要なのは、経済学と判断•数的の力。ニュース見ておくと一次試験の時事から官庁訪問まで使えるからおトクって感じですかね。

反響があれば続きを書こうと思いますので、もしよければコメントなどで知りたいことや聞きたいことを教えていただけると嬉しいです!!



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