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当歯科では積極的に行っていない矯正


審美的な理由で、本来あるべき位置から歯を大きくずらすような矯正は、将来、患者様が後悔されると思うので、お引き受け致しません。

① 口ゴボ(口元の突出)のケースで上下の前から4番目の歯を抜歯し、前歯を内側に入れて口元を下げる審美優先の矯正治療
理由:①はこのように歯が骨から出るリスクがあるため▶
口元を下げるのが目的であってもやりすぎはよくありません。
⇒他の矯正歯科へご紹介 

② 親知らずを抜歯しない非抜歯矯正のケース
理由:親知らずを抜かない分、余計に歯を削って矯正することはよくありません。

③ 重度の開咬のケース
理由:非常に難易度が高く、後戻りもしやすいため。
⇒ジョイスマイル矯正歯科へご紹介 

④ 骨格性の受け口や外科矯正のケース
理由:当医院では外科矯正が保険ではできないため。
⇒くろだ歯科・矯正歯科へご紹介
★骨格性の受け口のケースでは、骨と骨のすき間が閉じてしまう前に、

下の写真のようなファイシャルマスクやチンキャップ等の大きな複雑な矯正装置を使って、成長をコントロールしながら成長が止まるまで矯正する必要があります。
日本を代表する矯正歯科医も、「初診から完了までの定期観察期間など、 治療以外のすべての管理を含めれば、10年以上通院することも珍しいことではありません。」▶ と書いておられます。

ですから骨格性の受け口のケースでは、 「複雑な矯正装置が必要+矯正期間が長くなる」ため、定額制のワイヤー矯正歯科医院の方が、当院より総費用は安いです。
前期矯正を行っても、中学生でまた受け口になることがあります。これは矯正の後戻りではなく、下顎の過成長が原因です。身長の伸びを止めることができないのと同じで、下顎の成長を止めることはできません。
下顎が上顎に対して過成長してしまった場合には、外科矯正治療 ▶が必要になります。
★外科矯正は豊中市では、くろだ歯科・矯正歯科において保険適応で行うことができます▶

私達は外科矯正治療の可能性がある場合は、治療の一貫性を考え、上記の矯正歯科をご紹介しています。御理解いただければ幸いです。


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