お陰様で

という言葉が私は好きだ。

昨日のお腹の状態と打って変わり
今日の妻は元気いっぱいでホッとした。

お陰様で、
楽しいクリスマスを過ごす事ができた。

先日の日記で

「縁起」

について綴らせてもらった。

物事は常に他のものの影響を受けて生じ、
自分もまた
他の何かに影響を与える。

物事は能動的に
起きるのでは無く受動的に起きている。

「お陰様で」

はそれをよく表している。

あなたの行動の陰で
あなたの行動が巡り巡って
私のためになっていると言うことだ。

今日の私の商談がうまく行ったのは
知らないところで
あなたのした事が誰かを喜ばせて、

それで気を良くした誰かが
困っている別の誰かを助けて、

助けられた誰かは、
電車で隣に乗っていた別の誰かの忘れ物を気付かせてあげて、

忘れ物に気付いかせてもらった誰かは、
嬉しくて実はあなたの商談相手にも同じことをしてくれて、
商談のときに機嫌が良かった。

（あなたのした行動の）お陰様で
上手く行きました。

たとえ
沖縄にいても

もしかしたら北海道にいる人の行動が
人と人の関係を巡り巡って身近に起こっているのかも。

そう考えると
人一人の力でどうにかなっている事も
少ないと思う。

今日の成功も
明日の成功も
誰かのお陰様なのである。