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2021年の夏に思っていたこと

ちょっと前まで、世の中の至る所に境界線ははっきり引かれていると思っていた。

線の向こう側とこちら側は別の世界。
でもインターネットを介して、その境界線があやふやになってきているな、、とは感じていたけれど、この夏を境に一気に取り払われた、虚像は現実で、現実以外は何もない。

これはエンターテイメント。
これはメルヘンの世界。

作りモノと現実の世界にあった境界線もとっぱらわれてしまい、
頭の中は自由だけれども、それを外に出した途端、社会の規範や倫理観から外れるものはとにかくダメ。
どこかの誰かが傷ついているかもしれないものは、とにかくダメ。

仮想であれ、現実であれ、どこまで人として正しく居られるのか。
それってつまらないよねー。

と思いながらも、
昔、夢中になって読んだ本を読み返しては、今の時代ならこりゃないわ!と思ったり、
この人の因縁、結局誰が引き受けていくのだろう、、と余計な心配をしたり、、。

アラフィフもチラつく年になり、周りの友人を見ても、親のやり散らかした後処理に追われている人が増えてきた。
数年前まではインナーチャイルドが〜と思っていたけれど、ここに来て、毒親は毒親だし、でも孫に取ってみれば良きじいちゃんばあちゃんになるかと思ったら、大間違いなことに気づいてしまった。
ただ年をとって、勢いが衰えて来ているだけで、本質は変わっていない。

相手は変わらない。
自分の認識を変えることはもちろん大事だけれど、できることをやることはもっと大事。

人生は上り坂、下り坂、まさか・・・

このまさかが度々飛び込んで来る。
それに振り回されて色々痛い思いもするけれど、上り坂下り坂で学んだことの卒業試験みたいなものなので、このまさかとどう向き合ってどう対処するかが成長に繋がっているんだろうな、、と思う晩秋

30年以上前の親のトラブルの後始末を、今頃することになったため、色々奔走している。
子午線軸のICに私の太陽がどっしり乗っているので、まぁこれも致し方なし。



✨💎✨