見出し画像

メルカリの売上金だけで作る『わらしべ農園』プロジェクト誕生まで

まず、『わらしべ農園』とは・・・なんですが、簡単にいうと、

メルカリで不用品や作品を売ったお金だけを資金にして、
必要な物(種、苗、道具など)をメルカリで購入し、農園を作る


なのですが、この考えに至った経緯を今日は書きたいと思います。

まず、私は2022年に東京から岐阜県中濃地域に移住してきました。

初めの年(2023年)は庭付きの家が嬉しくて、ガーデニングを始めました。

本職がドール関係と言うこともあり、ミニチュア品種にこだわって育て始め・・・

ホームセンターで元肥入りの土をたくさん買ってきました。化成肥料も。そして土を蘇らせる謎の薬品も。

まあまあ無事に育ってくれて、わずかですが収穫もありました。

ミニチュア野菜の収穫


しかし春は虫がすごい。追い払っても、追い払っても、蝶が飛んできて、卵を産み付けます。ネットをかけても、隙間から中に入った蝶の姿が・・・

対策を調べると農薬の情報がヒット。

う〜ん。。。

別に普段から無農薬野菜を食べているとか、そんな意識高い系じゃないです。フツーにスーパーで農薬を使って栽培された野菜も買って食べています。

だけど、自分ところで趣味で育てる野菜に農薬を使ってまで育てる意味があるのかと思えてしまい放置。

たまに木酢液をかけたりはしたものの、効いているのかどうなのかわからない状態でした。

そして初夏になり、雑草がぐんぐん育って、雑草を抜いても抜いても、またすぐ生える。一方で、大切に育てていた植物は暑さでやられてしまいだいぶ枯らしてしまいました。

なんとなくやる気が削がれてしまい、
あー、来年はどうしようかなぁ・・・

と思ってた初冬。

偶然観たTBS系列の報道特集でやっていた「協生農法」の特集。

植物を育てて何をしたいかよくわからなくなっていた私にヒントをくれた番組でした。

なんとなく、心のどこかで、化成肥料に頼ったり、買ってきた土を使ったり、雑草を一つ残らず引っこ抜いたりして作り上げる綺麗なガーデニングに違和感というか、自分には合わない気がしていて、なんのためにやっているのかも、よくわからないから挫折仕掛けていたけれど、この番組を観て、なんか自分に合う栽培方法があるのかもしれない。と思いました。


それから・・・

自然農、自然栽培などの本を何冊か買って調べました。
(本のレビューなどは追々書いてきますね。)

Youtubeも色々観ました。

なんとなく園芸系のYoutubeって
「あれをやらないとダメ」
「これをやってはダメ」
というようなタイトルが多く、
そんなにダメダメ言われながらやるものかなぁ。。
と思ってしまい、観なくなったチャンネルもたくさんあります。

もっと自由でいいんじゃないか。
もっと自然の力に任せてもいいんじゃないか。


と、思う中、まだ最後まで結論は出ていないですが、
できるだけ自然に任せた栽培をしていけたらなと思うようになりました。

そしてその何冊かの本で共通して書かれているのが

  • 無農薬、無肥料、耕さない

  • 固定種(特にその土地に昔からある種)を育てる

  • 季節を無理してずらさない


固定種ってなに?

ということで、また色々調べていった結果・・・

結構メルカリで固定種の種や苗が売られているじゃん。

というところに行き着いて、「メルカリ」が登場したわけです。

そもそも、そんなにメルカリユーザーではなく、たまに買うぐらいだったのですが、ちょうどこの頃、「販売」の方もデビューしたばかりでした。

不用品や作品を出品して、売れたらそのお金で何か欲しいものを買う。

なんかこれって「物物交換」みたいだなって。

じゃあ、その「物物交換」を続けて広げていったら、「わらしべ長者」みたいだな・・・

そこから・・・「よし、わらしべ農園をやってみよう。」

と思ったわけです。

noteの使用も初めてで、園芸も初心者だし、体力もないし、本業が忙しくなると時間もなくなるけれど、自分のペースで無理なく楽しく、進めて行けたらと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
マイペースですが物物交換で始める農園づくりが、どこまでになるのか、見守って頂けたら幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?