今日はガッツりスベった。

場が凍り、
質問者が困惑するほどまでにスベった。

他の同期の様に会話も弾まない。
照準を絞り、放ったはずのボケは
誰もいないはずの場所へと進んで消えた。

今日の授業は
4月？5月？に送ったアンケートに対しての質問

誰もが、
思い思いに語ったり、ボケを忍ばせたり
そういう授業だった。

僕はと言うとそのアンケートで
中途半端に真面目に答え、
中途半端にボケていた。

しかも、それを覚えていれば、
受け答えを考えることもできたかもしれないが

見事に一ヶ月前の記憶が抜け落ちていた。

激寒解答の行進曲。

先生からの
「なんか、前とキャラ違うね。」
「君と話すとどうしても間が空いちゃうね。」
という言葉。まだ頭の中でエコーしています。

同期からのノーコメント。
ミュート状態だったが、
ミュートをすり抜けるほどのノーコメント
音はなくとも頭に響き渡り続けるノーコメント

久しぶりにこたえた

授業後、相方とのネタ合わせ。

巻き込んでしまったということへの
後ろめたさで乗る新宿行きの電車は
いつもより停車駅が倍近く多い気がした。

到着。
相方と落ち合う。

この瞬間が肝心だ。キモだ。

「いや〜、スベった。笑」

これです！みなさんお気づきですか？
そうです！その通り！
ボクサーのテクニックです！
右ストレートを避けられないなら、自分から殴られにいって、腕が伸び切る前に受けきればダメージを軽減できます！！

相方がひとこと

「お前、全然喋られへんな。笑」

パンチが重すぎた。軽減しても意味がない。
「カンカンカンカン！！！」
ゴングを鈍器で打ち鳴らすレフェリー。
声を高らかに上げて涙を流す丹下段平。
そして真っ白な灰になった米田一樹。

意外にネタ合わせは順調に進み、
スマブラをやって、飯。

ラーメン。

食べるのが遅いのもあって長い静寂が続く。
間が苦手な僕は話を切り出した。
「どう？気になっている人いる？」

この言葉は
相方を巻き込んでしまった後ろめたさ。
本当は僕なんかと組んでたら彼の為にならないのではないかというコンビを組んで２日目の話にしてはネガティブで重すぎる内容だ。

彼とはラーメン屋を出て、別れた。

一つ目の信号を渡ったあたりで
「なんてこと言ったんだよ」
と罪悪感に苛まれた。

こんなんで売れるのかなぁ。
と不安感にも苛まれた。

でもこれを読んでしまった不幸な友よ。同期よ
どうか慰めの言葉はかけないでくれないか？
そこまでに落ち込んではいないし、
堕ちた人間でもないと傲慢にも思っている。

大体、スベることなんて芸人やってりゃいくらでもあるし、第一、スベって慰められる奴の芸なんかでは誰も笑えない。

僕は元気です。

僕は元気ですが、

弱い人間なので先人の言葉に励まされようと思います。

それでは

第一先人カマン！！

チャールズ・チャップリン（1889〜1977）

いきなりの大御所登場！
意外と長生きやん、これは知らんかった。
それではチャップリンさん名言お願いします！

人生は近くで見ると悲劇だが

遠くから見れば喜劇だ。

チャールズ・チャップリン

あざす。まじあざす。チャップリン兄やん。
五臓六腑に染み渡りやした。
やっぱ大御所の言葉はパワーを感じますね。
いつか、遠くから見える様に、
遠くまで行けるように頑張りやす。

次の方どうぞ

尾崎世界観（1984〜）

クリープハイプの尾崎世界観さんに来ていただきました。マッシュヘアーと小動物フェイスがナイスですね〜〜。まだご存命なので直接来ていただきました。
それでは名言！どぞっ！

今日は明日昨日になる

尾崎世界観

「エロ」から引用

尾崎はん…、いい詞書きますね。
今日すべった事は明日になれば昨日スベった過去になるという事ですね。できれば同期にとっても過去になって忘れていればと切に願います。

次の方〜

堂本五郎（23〜31巻）

スラムダンクから登場、
山王工業バスケ部監督堂本五郎さんです。
みてくださいこの面構え。
負けるなんて微塵も思ってなさそうですね。
それでは名言どうぞ！！

「負けたことがある」というのが

いつか大きな財産になる。

堂本五郎

いや、負けとんかい。
バスケの攻守くらい切り替え激しいな。
でもな、いつかスベったことも財産になるさ
気持ちの切り替え力も見習いたい。

よし、気持ち切り替わった！！
明日からウケればいいやん！！
え？！？チョロ！！？！？！らくしょ〜💩

この際、俺も名言の一つでも残してやろうかな

女優・波留

ホクロがとっても

チャーミング

米田一樹

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