不登校、終了宣言

つい先日まで、ホームスクーリングを検討していた我が家。

入学時から学校生活のと相性の悪さに親子で頭を抱え2年生の秋、いよいよパンク。
LD(描きのみが苦手な、ディスグラフィア)かな、という緩めの診断。

学校の環境が整うまで、じっと堪える我が家。
トムクルーズと同じようなもんだね、とやや呑気な夫。
情報に振り回される私。

一つだけ譲れなかったのは『命を脅かす環境には置けない』ということ
親子の関係のなかで力のバランスはあれど
子どもとの信頼関係は何よりも大切で
このご時世 個々への理解が求められる

周囲の無理解で自死を選ぶような事態だけは避けたい

学校生活での困難さはそれ匹敵する、と判断し

環境が整うまで、じっと堪えた。

春から支援級に進級し 少しずつ担任と距離を縮める
親もまた、信頼できる人なのか、じっと観察する。コミュニケーションをとる。
学校での悩み事や過ごし方の戸惑いは減ったものの、生活リズムが乱れ、スムーズに復学できない。
学校だけが全てではないので、復学はゴールではない。
しかし、北海道の小さな農村地帯に、子どもの居場所として、選択肢はないのが現実。

学校と親が今あるものの中で居場所を作る努力するしかない。

この秋、ほとんど整った、と感じた。
少しずつ積み重ねてきた担任との距離感、支援の状況。
本人の情緒の安定。

さて、あとはどう背中を押すか。

と、思った矢先に 1人で留守番してる時 トラブルが。

親子でじっくり話し合い。

1人で過ごすことへのリスキーさ。

お母さんが家にいてあげられない現実。

じっくり話し合う。

よし、学校戻ろう。
いまは不登校当初とは、大きく違い
陸人への理解も深まって、支援も充実している。
いつどんな時でも、相談に乗る人はいる。

お父さんお母さん。学校の先生。
教育委員会。児童精神科の先生。OTの先生。
保健の先生。みんなみんな。

行かない理由、もうないのよね。

これからは、本人が自分で、学校での居場所をつくる努力。そして相談して乗り越えていく力を身につけよう。

よっしゃ、と、背中を押して先週。

休むことなく1週間。
不登校してたことが、なかったことのようになっていく。

あぁー、長い長い 1年だった。

さぁて、お母さんの次の仕事は。
観察、会話、信頼関係。

悩みもズルも、お母さんにはごまかせないよ、と子供に関心を持ち続けること。

学校に行かない選択も、復学する選択も。よく観察し、見守り。よく頑張った私。
どんな時でも父と母は味方。

世界の何よりも大切な我が子へ。

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