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鹿児島移住後、家計のはなし

バタバタ毎日を過ごしていると、あっという間に年度末。
大阪から鹿児島に移住して、まもなく2年を迎えようとしています。

移住して半年目ぐらいから薄々気づいていたのですが、
鹿児島で暮らしているとあんまりお金がかかりません。

大阪時代の家計簿と比較すると、
月収は大阪時代より減りましたが、支出は毎月5万近く減っています。

住宅費が安い。



私は今、鹿児島市内の築48年の一軒家に4.7万円の家賃で住まわせてもらっています。
家は古いしメンテナンスは必要ですが、庭付きで広いし家の中で歌おうが踊ろうが近隣に迷惑がかからないのが一軒家の魅力です。

そしてご近所さんが優しい。
お菓子やら野菜やら手作りおかずやらを「これ食べなさい」と持ってきてくださる。時に庭の草取りまでやってくれることも。笑
多少不便でも、付加価値ありの4.7万です。

食費も安い。


大阪時代、通勤に1時間半かけていたこともあってか毎日疲弊し、「今日は晩ごはん作るの無理や~、外食しよ~」が多かったです。
あと、野菜が高いわりに質があまり良くなくて(個人的な意見です)、同じような安い野菜を買っては同じような料理しかしていませんでした。

鹿児島に移ってから驚いたことは、野菜の種類が豊富で新鮮なのに安いこと。
散歩していたら野菜の無人販売のコーナーみたいなのが各所にあって、立派な野菜がどれでも1つ100円。
家で野菜や果物を育てている人も多く、
「うちにいっぱいあるから食べて~」と獲れたてのものを無料で配ってくださることもあります。

お肉、魚もめっちゃ安い。
スーパーで鳥刺しが100円~200円で売られている不思議な土地です。笑
黒豚大国なので、黒豚も美味しいし大阪で買うより圧倒的に安いです。

外食費は大阪とあんまり変わらない気がします。
でも、どこで何を食べても美味しい。「お値段以上」と感じることのほうが多いです。
大阪時代の家計と大きく差が出たのは、この食費の部分でした。
2万近く支出が減っている項目でした。

おしゃれについて


大阪にいたころ、私はものすごく見た目を気にしていました。
おしゃれが好き、という感情とは別に
おしゃれじゃないと街を歩けないような感覚がありました。
完全に私の強迫観念の一種だとは思いますが、
鹿児島に来てからは、あまりこの思い込みに振り回されていないような気がしています。

市内を歩いていると、ピンヒールでコツコツ歩いているような方はあんまりいません。
きちんとしているけどラフなファッションで軽やかに街を歩いている人が多い印象です。
ピンヒール履いていても、Tシャツと短パンでも、
どっちでも映える景色が多いのが鹿児島の魅力でもあります。


「自分を大きく見せようとしなくてもいっか」と桜島をのぞむ雄大な自然を前にマインドを変えられたのことが、この2年の大きな収穫です。
被服費もまた、食費に次いで支出が減った項目でもあります。

さいごに


我が家は大阪時代に比べ、暮らし向きが少し豊かになりました。
平均所得は都会に比べると低い鹿児島。
移住してから収入は減りましたが、今のところ心身ともに豊かに暮らしています。
時々おいしいものを食べにでかけたり、銭湯に行ったり、友だちとドライブしたり、贅沢の形ってたくさんあるんだなと鹿児島に住む中で学んだことがたくさんあります。

今後は節約も頑張りつつ、浮いたお金で県内津々浦々、旅行してみたいなと思っています!


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