先日、久しぶりに会った人から「ややぽっちゃり」と言われた。
前にも少し書いたが、私は痩せていた時にかなり病弱であった。
それが中年太りが始まったことにより解消されたため、増量しても無理に痩せようとは思わないのである。
しかし、ややぽっちゃりと言われると、このまま何も気にせずいたらただのデプになるのではないかと危惧してしまうのが中年女性の常。

外の仕事へ行き始めたので（がっつりデスクワーク）通勤が運動代わりになっているはず‥と都合よく考えていたが、職場が駅チカであるからして、大して歩いてはいない。
在宅ワークのみで過ごしていた頃のほうが、合間でYou Tubeのエクササイズ動画に合わせて踊ったり、買い物ついでに坂道を歩いたりしていたので活動的であった。
気づけばずっと続けていたプランクに海老ゾリもしなくなっている。
中年の体は変化が顕著すぎる。

やっぱり運動しなければならんかなーと思いながら、週刊誌SPA！を読んでいると、リリー・フランキーさんとみうらじゅんさんがグラビアアイドルについて語るグラビアン魂というコーナーでリリー・フランキー大賞が発表されていた。
艷やかな黒髪と羽二重餅のような透明感のある肌を持つ美しいがかなり豊満な女の子が賞に選ばれていた。
リリー・フランキーさんは彼女を選んだことで、少しぽっちゃりした女性が好きであることを確信したみたいなことを述べていた。

ほほう、リリー・フランキーさんにとってこの女の子は少しぽっちゃりなのか。
じゃあ、リリー・フランキーさんにとって私はやや細めということになるな、とこれまた都合よく受け止めた。

ぽっちゃりの尺度、重量は人によってかなり幅があるということを踏まえて、あらためてその基準を考えると終わりのない渦に巻き込まれそうになる。

とりあえず、私はプランクと海老ゾリを復活させることとした。

ここまで書いてなんだが、私のことはいいのですよ。
カラダを絞りまくったと思われる、グラビアン魂に出ていた正統派のアイドルちゃんたちよ。
賞に選ばれなくても、あなたたちの努力や根性を認めている人がいるはずなので、個性を出して輝き続けていってくださいね。

※あ、年末に書いたグラビアアイドルについての記事のアクセス数がやたら多いです。お写真目当てなのかな。載せてなくてごめんなさいね。みんな可愛くてキレイだから選べないんです。