山城京子

【持続可能な循環型社会を 未来の子どもたちのために】 ”知って住むのと、知らずにすむの…

山城京子

【持続可能な循環型社会を 未来の子どもたちのために】 ”知って住むのと、知らずにすむの。”ブログhttps://ameblo.jp/ky-furukiyokiie/ 住まい手ファーストの家づくりを共に学び会う【住育学校】福岡第一校を運営しています。 古民家鑑定士

最近の記事

住生活月間2023

毎年10月は、国土交通省を中心とした実生活に目を向けるキャンペーン月間となっています。 この住生活月間に際し、社会問題になっている空き家の発生抑制や空き家の利活用に関して、持続可能な循環型社会に向けて、住まい手が多様な価値観と出会い、選択する力を身に付けることを目的に住教育セミナーを開催します。 住教育で共に地域の未来を考える 【テーマ】実家を空き家にしないために 人の終活・家の終活セミナー      (講師 淀川洋子氏) 10月14日(土)1

    • 伝統耐震診断・床下インスペクション

      先日、古民家鑑定調査を担当した物件の、本日は、伝統耐震診断と床下調査を行っています。 古民家再生総合調査は、目視による約600項目の調査とこの3点を併せて総合調査となります。 建物のコンディションを明確にし、文化的な側面からの価値を評価します。 長く時間を経過した古民家に、これから長く安全に住まうためには、まず最初の一歩。 状態が明確である古民家は、古民家を探されている方々にとっても安心して手に入れることができ、再築・リフォームの計画も立てやすくなるため、鑑定済みの古民家

      • 想いをつなぐ古民家鑑定

        古民家総合調査の報告に同行しました。 新人鑑定士さんも堂々とした説明で、勉強をして臨まれたことがわかりました。 空き家となった実家の終活に、解体するしかないと考えられていましたが、やはり愛着のある家。 古民家の良さも充分に理解されている依頼者。 しかし、残される家族の負担にならないように… 依頼者の想いに胸を打たれます。 しかし、私たちが鑑定調査を始めると、これまで資産価値がないと判断され、相談しても相手にされなかった家について、価値を見出そうと調査をするため、「手放した

        • 子どもは、古民家で走るもの

          福岡県古民家再生協会主催で第12回を迎える【古民家フォト甲子園】へみんなで応募するイベントを開催しました! 今、若い世代やお母さん方にも古民家は人気です✨ 今回は、地元で活躍される絵画と写真の先生をお招きして、スケッチ大会と撮影会を行いました。 まずは、みんなで古民家についてを古民家鑑定士から学んで、いざ本物の古民家へふるさとを散策しながら向かいました。 到着するや否や、子どもたちの目はキラキラに🤩 そして、スケッチする目や写真を撮る視線がとても集中しているのを感じられ

        住生活月間2023

          8月度例会

          全国古民家再生協会 福岡第一支部の8月度定例会です。 真っ直ぐに真面目な話をずっとしてます。 続いている古民家鑑定について、フォト甲子園の催しや空き家対策、古材、住教育、、、さまざまな事柄が進んでいます。

          木育教室 工作しよう!

          住育学校 第4回「無垢の家」を開催しました。 午後からは、住育学校「親子でDIY木育教室」第二回目の「工作をしよう!」を開催。 前回一生懸命書いた設計図の通りに、いよいよ工作です! みなさん、ノコギリや金槌を使い、また日頃なかなか使わない鑿(ノミ)を使ってホゾ穴を開けて、木組みの本格的な作品が仕上がりました。 大人の方が熱中したようです(^^) 少々歪でも自分で作った作品は、親しみがあって大切にできるよう(^^) この経験が住まいのメンテナンスやDIYの心づくりに繋がれ

          木育教室 工作しよう!

          『無垢の家』

          住育学校 第4回「無垢の家」を開催しました。 毎度人気の回です。 今回も多くの皆さんにお越しいただきありがとうございました。 みんなが住みたい木造住宅のなかなか聞かない本当の木の話。 知るとみんな、なるほど納得🧐 私たちが目指す「持続可能な循環型」の住まいは、木のことを知ると見えてくるものが。。。 みなさん頷きながら聞いていただき、ありがとうございました! ※※※※※※※※ 午後からは、住育学校「親子でDIY木育教室」第二回目の「工作をしよう!」を開催しました。 ま

          『無垢の家』

          未来のために空き家を考える

          【みやま市の空き家セミナー】 本年度第1回目の開催となりました。 今回は、空き家法の改正もあり、『知って徳する空き家の制度』の話を全国空き家アドバイザー協議会の山名氏と『空き家問題を課題に変えて』と題して、活用していくための考え方を私の2部構成でお話しました。 後半は、恒例の住教育カードゲームで空き家座談会を開催。 毎度ですが、みなさん真剣に話を聞かれます。40代くらいの方から80代くらいの方まで、前向きに空き家課題に取り組まれようとされる姿勢が見られます。 特に年配者

          未来のために空き家を考える

          面白い志事です

          立て続けに古民家鑑定総合調査。 お問い合わせも増え、空き家の流通促進や再築リフォームにおいて建物コンディションや価値評価が必要との認識が深まってきています。 新しい鑑定士さんも早く慣れるよう、前向きに頑張ってあります! どの古民家に伺っても、それぞれの趣きがあって、それぞれの環境があって、毎回いろんな想像を膨らましながら、隅々までチェックしています(^^) 古民家鑑定士、とても面白い志事です。

          面白い志事です

          無垢の家

          【住育学校のご案内】 第4回テーマは『無垢の家』 日本の住宅は、新築の約8割が木造で家を建てられているそうです。 昔も今もみんなの理想は「木の家」🌲 日本は、かねてより「木の文化」とも言われる所以でしょうか。 だけど、私たちは "木" について、どれだけ知っているだろう。。。 木のことを知れば、木の家の本当の良さも快適さも分かるし、なぜ日本が木の住まいになったのかも、私たちがなぜこんなに木に惹かれるのかも理解できるかも(^^) そしたら、家を大切に住まい、長持ちさせる

          未来をつなぐ郷土愛

          一般社団法人山門青年会議所のみなさんよりご依頼いただき、JC7月例会【若者プロデュース〜未来をつなぐ郷土愛〜】において講演させていただきました。 みやま市長、教育長、みやま市役所の企画振興課、都市計画課、農林水産課の職員の皆さんにも参加いただき、『未来のみやま まちづくり〜わたしたちのまち みやま〜』と題して、地元 山門高校生のみなさんと一緒に"戻ってきたいまち"にするために、まちづくりについて語り合いました。 グループワークでは、たくさんの意見が飛び交い、先輩であるJC

          未来をつなぐ郷土愛

          長持ちする秘訣

          できるだけ家も人も自然体で。。。 外壁木部が出来上がり、家人様自ら「柿渋塗り」をされています。 「暑いから日陰になる午後からがいいよ〜」など現場の棟梁と話しながら、家族の住まいに携わる姿がとても楽しそうです。 家に携わり、できることを手掛け、家のことを知り、愛着を持ち、住まう。 これぞ、【長持ちする秘訣】だと思います! こうしてメンテナンス方法を学んで、続けていくと、きっとこの家の恒例となり、その中で育った子どもたちは、そのようにして家を守っていくのだろうと思います。

          長持ちする秘訣

          七月度例会

          全国空き家アドバイザー協議会みやま支部の七月度例会が開催されました。 (いつも写真を撮り損なう…) 相談案件をひとつずつ協議しながら進めています。 一歩ずつ前に進まれる方をみていると、早めに相談されるに越したことないなと痛感します。 また全国古民家再生協会福岡第一支部の例会にも参加。 会員証の交付があり、今後とも会員協働で進めていくことを改めて共通認識させられました。 これからの循環型社会の構築に向け、邁進していきたいと思います。

          七月度例会

          木育教室 設計をしよう!

          2023年度の住育学校では【親子でDIY木育教室】も開催しています。 第1回目の "設計しよう" では、3組の親子、ご夫婦が参加されました。 講師には、福岡県建築士会顧問の加藤先生、福岡県古民家再生協会の井上理事長をお招きし、1から作り上げるミッションです。 暮らしの中で欲しいものなど、それぞれの作ってみたいものをプロのアドバイスを得ながら設計していきました。 関心高く、熱中する子どもたち、大人も奮闘しました。 さて、来月は材料を揃えて工作します! 完成がとても楽しみ

          木育教室 設計をしよう!

          『家族の住環境を考える』

          住育学校 第三回を開催しました。 たくさんのお申し込みをいただき、早くも定員に達し申し込み締め切りをする事態に。有難いことです。 今回は、住環境に因んで『芸術生活のすすめ〜暮らしの中のARTが育む生きぬく力』と題して、福岡県文化振興課キュレーターの関岡絵梨花さんをお招きして、前半と後半でお話しすることが叶いました。 関岡さんからの提案で、住教育(山城)とART(関岡さん)のクロストークも実現。 実は、なかなか話す機会のなかった "私の中の住育" をお話しする機会ともなり光栄

          『家族の住環境を考える』

          連合会議

          全国古民家再生協会福岡県連合会の定例会議に出席しました。 各分野からの報告や情報共有、職人技術的なお話しも勉強になりました! 秋には住教育分野の催し事がやってきますので、その段取りもそろそろ。。。 忙しくなってきます!