週刊公民館

アンダーグラウンドからの産地直送便

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2024年17・18合併号

《特集》「証人喚問」許容度アンケート概要 「証人喚問」における同音連打ライムには内容破綻が目立つものもあり、読者によっては低評価に繋がるとされる。 本アンケートでは、それぞれの韻がどの程度評価できるかを、読者の主観で回答してもらう。 集計結果は、韻の評価基準を考えるための統計情報として活用する。 採点対象 World Technique「証人喚問 feat.M.C.Z, ぺーた, SIX」から抽出。 ただし、2音以下の短い韻については除外した。 また「深層心理 より

    • 2024年16号

      《特集》証人喚問シリーズ一致音数ランキング概要 いわゆる同音ライム4連打で知られる証人喚問シリーズの作品群において、過去に踏まれた韻の一致音数を調査した。 注意事項1 同シリーズは非常に多くの派生作品があることで知られるが、今回は以下3作に絞って調査を行った。(調べるのが途中で面倒くさくなったため) World Technique「証人喚問 feat.M.C.Z, ぺーた, SIX」 ゴオウイン「Re:証人喚問」 すぎ花粉「Re:Re:証人喚問[下書きに保存]」

      • 2024年15号

        《特集》女医が教える本当に気持ちのいい同音ライムお詫び 今週号で掲載を予定していた“女医が教える本当に気持ちのいい同音ライム”は、島内医療機関に女医が存在しないため休載いたします。 また、調査の結果、押韻島には医師が一名も存在しないと分かりました。 報告によると、島内には医療機関自体なく、そもそも押韻島という島の存在を示すデータは、何一つなかったということです。 詳細については、分かり次第あらためてご案内いたします。 (文/週刊公民館編集部) 《コラム》同音ライ

        • 2024年12号【別館】

          ※※※ んーん 《徹底総括》#RAP140の光と影#RAP140とは SIXがSNSがもたらすポジティブな効果への期待をまだ捨てきれていなかった頃に立ち上げた企画である。Twitterの「1ツイートにつき141字までしか書き込めない」という制限を作詞上の縛りとして活かし、1ツイートに収まるよう、140字以内に抑えて書いたリリックを、そのリリックでラップした動画と共に投稿するというもの。 押韻島発信の数々の企画の中でも比較的縛りが緩やかであり、Twitterにアカウントを

        2024年17・18合併号

          2024年11号【別館】

          ※※※ わーお 《マニア痙攣》SIXの魅せフロー3撰(後編)先週号に引き続き、押韻島の主祭神SIXがそのフローによってリスナーを魅せた名場面を振り返る。 ③内緒噺〜SIX's delivery〜 栄えある3撰の殿を飾る曲はこちら。 押韻島メンバーであるSIXとmic checkerz(M.C.Z)による共作。日刊SIXに収録されている。 タイトルのとおり内緒で制作され、内緒で公開(内緒で公開?)されたものだが なにせ日刊SIXに収録されているということで普通に本人

          2024年11号【別館】

          2024年10号【別館】

          ※※※ モリモリマッスル 《マニア絶頂》SIXの魅せフロー3撰(中編)先週号に引き続き、押韻島の主祭神SIXがそのフローによってリスナーを魅せた名場面を振り返る。 ②八マイルは遠すぎる〜サンプリングで活きるフロー〜 “録音嫌い”と並ぶSIXのよく知られたギミックに“エミネムへのライバル意識”がある。 HIPHOPミュージックの分野において驚くべき実績と知名度を誇り、そのスキルを誰もが認めるリビングレジェンドにして史上最も売れたラッパーどころかアーティストランキングに名

          2024年10号【別館】

          2024年9号【別館】

          ※※※ 時間がねぇよ〜 《マニア垂涎》SIXの魅せフロー3撰(前編)SIXと言えば 少なくともこの宇宙では比肩する存在の無い空前絶後のライマーであると同時に、一部では極端に録音作業を嫌うキャラクターでも知られている。 キャラクターとは書いたものの、SIXが制作において企画と作詞以外の諸作業を少なからず億劫に思っていることは自他共に認めるところであろう。とは言え、そこは本人の中での揺るぎない絶対評価であると同時に、飽くまで企画と作詞──即ちテキスト上で押韻を組み上げる過程

          2024年9号【別館】

          2024年8号【別館】

          ※※※ 私の世界はそこにある 《小さな幸せ》ラッキーライムを探そうラッキーライムとは ラッキーライム/偶発韻/偶然韻とは、その言葉の並び(文章、リリック、単語の羅列など)を作成した本人が無意識の内に踏んでいる、もしくは意図していないであろう箇所で踏んでいる韻のことじゃ。書いた時ではなく、後から読み返したり他者から指摘されることで初めて気がつくパターンが多いため、見つけられたらラッキーということで「ラッキーライム」と呼ばれておる。今考えた。 これ、意外とあるんじゃ。なんな

          2024年8号【別館】

          2024年7号【別館】

          ※※※ 3月3日は押韻の日! ほんとはミッミッでロードランナーの日 《もう踏んだ?》春の最新トレンドライム春ですよ!!!!!! 今週は大して書くことも浮かびませんし、まだまだ寒い日が続きますが暦の上では3月ということで、季節を感じさせるワードで踏みたいあなたに2024年クると思われるライムをどこよりも早くご紹介。ライムとして使えるかはライマー次第なんですけどもね。 花粉/ギャフン 鉄板ですね。今年もクるでしょう。特にくしゃみが「ギャフン」の人にとってはマストアイテム。ナ

          2024年7号【別館】

          2024年6号【別館】

          ※※※ 2月25日は押韻の日! 【大放言】2048年問題を斬る2024年4月からの働き方改革関連法の施行に伴い、トラックドライバーの時間外労働に係る上限規制等が適用されることで、運送業界において輸送能力が不足し、荷物が運べなくなる可能性が懸念される諸問題──いわゆる「物流の2024年問題」が取り沙汰され始めて久しいが、何を隠そう押韻島にも約6年前から「2048年問題」という由々しき問題が横たわっていることをご存知だろうか。 2018年頃に島の神によって発表されたある預言に

          2024年6号【別館】

          2024年5号【別館】

          ※※※ 花粉が来たにょ 《全3回》タモリ、MP6を語る(前編)嘘です ライミン部押韻島で半ば都市伝説化している不可思議にして不可侵の存在「ライミン」を思議し侵す投稿コーナー ★今週の目撃情報 ・ファミレスの隣のボックス席で、熱心に仮想韻の営業トークを繰り広げていた。少し煩いくらい会話が盛り上がり始めたのでチラッと様子を伺ったら向かいの席に誰も居なくて、ずっと一人で喋っていた。ゾッとした。(カカロット 押韻島 自由業 25歳) ・電車に乗ってる時に車窓から見える景色を

          2024年5号【別館】

          2024年4号【別館】

          ※※※ 本当か? 《バレンタイン直前》めちゃモテ韻特集韻でモテようとする了見 2月14日は「男女の出会いの日」「恋人の日」として定着しているバレンタイン・デー。キリスト教の文化圏で発展したこの催しは日本においても広く受け入れられ、特に製菓企業のプロモーションが人口に膾炙した結果、親しい間柄の人同士でチョコレートを贈り合うイベントと化しています。 積極的に異文化を取り入れることを是としている押韻島にも勿論バレンタイン・デーが存在します。中には相手を想ってプレゼントを贈り合

          2024年4号【別館】

          2024年3号【別館】

          ※※※ 継続は力であり 身から出た錆 《知らない人は知らない》押韻島の歩き方今回は、知っている人は知っている、知らない人は誰も知らない「押韻島の歩き方」を調べてみました。 押韻島の行き方 押韻島を歩くには先ず押韻島に行かなければなりません。 実は、押韻島へアクセスすることは容易ではありません。理由は押韻島の座標的な位置付けが謎に包まれているからです。押韻島に所属している人達にもよく分かっていません。 エーゲ海にある、ひょっこり移動できるなど、根も葉もない都市伝説が実し

          2024年3号【別館】

          2024年2号【別館】

          ※※※ 寒すぎてサムスン電機になったわね(俳句) 証人喚問オブザイヤー2024 World Technique - 証人喚問 feat.M.C.Z,peta,SIX ニコラップに独りでマイクリレーを投稿するなどの珍妙な活動で一部界隈に名を馳せるクルー「mic checkerz(M.C.Z)」から比較的押韻に重きを置くMC「怪蟲厨」と、2ch crewが誇る実力派にして色々な意味で正気の沙汰とは思えない奇跡のライミングに定評のある「peta」、押韻島メンバーでもある両名が

          2024年2号【別館】

          2024年1号【別館】

          ※※※ 初カキコ、ども。 吾輩は押韻島構成員である。名前はイッパイアッテナ。押韻島末席として「週刊公民館」を振り返ろうと筆を取った次第である。 《独自》「週刊公民館」とはなんだったのか「週刊公民館」とは 押韻島公民館が発行している週刊誌。 この世界線では2024年1号が発行された後、現時点で2週間休刊している。 なお、今後についてのアナウンスは確認されていない。 押韻島とは SIXを中心(主祭神)とするコミュニティである。韻や、韻に関連する音楽や、韻の関係無いトピッ

          2024年1号【別館】

          2024年1号

          *** 《特集》同音ライム4連打マイクリレー2024お詫び 今週号で掲載を予定していた“同音ライム4連打マイクリレー2024”は、開催準備が整っていないため休載いたします。 詳細については、決定次第あらためてご案内いたします。 《連載》同音ライム・フラッシュバック(第1回)概要 この連載では、過去に発表された作品から同音ライムをピックアップして紹介する。 特に、同音ライム黎明期のものを中心に取り上げる予定。(※1) なお本連載における同音ライムは、リズム不一致の韻、す