ご実家が遠方にあると建物の維持管理には困難が出てきます。初めの頃は頻繁に帰ってきて風通しをしたり、雑草を抜いたり…でも子どもさん達も歳を重ねてくると頻繁に帰るのが難しくなり、間が開くとあっという間に庭はジャングルのように草が伸び放題ですし、建物も修理が必要な箇所が増えてきます。

これからはこういう空き家の管理をどうしていくのか…

不動産屋さんが空き家管理の中心になるのかもしれませんが、私の方にもご相談をいただく機会が増えました。

実家を売却したいので不動産屋さんをご紹介してほしい。いきなり不動産屋さに連絡をするにもどの不動産屋さんがいいのかわからない…

私にご相談いただいたらまず建物の謄本などで土地や建物を調べ、急いで売るのか、焦ってはいないのかなどをお聞きして知り合いの不動産屋さんにご紹介しています。現在２件こういう物件があります。ご紹介して利益が出るわけでもありませんが、売却時に更地にして渡すのなら解体工事をさせていただきますとお願いしてます。それまで最低限の修理やシロアリの防除などがあればさせていただいてます。

もう一件あるのはまだ売る予定ではないが遠方から帰って面倒を見るのが辛くなってきたということで草刈りや建物の維持管理をさせていただいてます。

固定費で維持管理するとこちらもそれなりに責任もあり大変なので定期的に見に行って、草刈りした方がいいですよ、どこどこが傷んでいるので修理をした方がいいですよと写真を郵送してお知らせして、修繕などが発生すれば工事をさせていただきます。

先日も勝手口の鍵がなぜかなくなっており（誰かが故意に外したんだと思います）防犯上良くないので鍵をつけさせていただきました。

儲かる仕事でも正直ありませんが、お困りならお助けしたいと…そのうちご紹介とか何かにつながればいいのかな…という気持ちでさせていただいてます。

工事の後は大街道の柴田園さんへ電気の炉のパンフレットを頂きに行きました。我が家にもついに炉…いえいえお客様へのご提案用ですが。

夕方には今日着工のリフォームの現地打ち合わせ。朝現場に伺えないので大工さんと畳屋さんにきて頂き打ち合わせさせて頂きました。

そして今日から工事着工です。契約は以前にさせて頂いてましたが、工事は暖かくなってからとのことで今日からとなりました。工事は一カ月ぐらいかかり、お住まいになられたままでの工事です。リフォームでも大規模なものが多く仮住まいでさせて頂くことが多いのでお住まいになられての工事は工事の段取りや養生などに気を使います。

寝室二部屋を一部屋にする工事ですがお茶室のあるお家なので仕上がりなどは茶室に準じる上品で天井板なども無垢材を使わせていただきます。いつも完成が楽しみなのですが今回も収まりにこだわっていますので益々完成が楽しみです。

昨日お客様から天ぷらを頂きました。お料理が得意な奥様ですから凄く美味しかったです。