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オンとオフ、平日と休日

うちの実家は
お店と自宅が繋がっている作りだったので、
平日と休日。という概念がよそのご家庭とは少し違ったと思う。

大人になって公務員的家庭で育った人と話してて、
「仕事を休む」という概念がずいぶん自分とは違うものだと、
育ってきた環境の違いを唄いたい気分になったものだ。

平日、家に帰れば必ず親がいた。
その代わり土日はお客さんも増えるのでやっぱり親はいたが
どこかに出かける、なんてことはほとんどなかった。

思えば、両親はいつ休んでいたんだろ?
なんて思うのだが、
今回、盛大に風邪をひいてみて、
改めて自分の休み方がヘタクソなルーツは育ちにあるなぁ…
と自嘲しております。

仕事がある。というのは幸せなので
できるだけ応えようとする。

すると、背負う荷物は日に日に大きくなり
「あれ?僕ってこんなマッチョだっけ?」
と思うほどの大きさになってました。

いかんいかん。
マッチョは、痛みに鈍感になる。
痛みに鈍感な人は優しく在れない。

年末に向けて
持ち物検査、重量検査を自分でやらねば。
自分以上の自分に見せようと構えてはならぬ。
身の程をわきまえて、ちゃんと余白をつくろう。

今朝、毛布をはいでいる次男に、毛布をかけてあげた。
そしたら、むくっと起きて
パパの枕をぶんどった。
その上、その枕は使わずに、自分の頭をパパのお腹に乗せ
パパ自体を枕代わりに使ってきた。

こういう理不尽を愛せるのは余白だ。

ケガの功名ならぬ風邪の功名となるように
活かしていこう。

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