見出し画像

変わらなければいけないという強迫観念

最近、変容、変化という単語を、人間の成長に照らし合わせて聴く事が多いのですが、個人的にはなんともピンと来ないんですよね。もちろん、個々人の言葉の定義で使っているのは分かるのですが、ニュアンスがしっくり来ないと言いますか、僕的にはちょっと違うかな?と思っているので、変化の必要性について書いてみようと思います。

まず、僕が今までで、変わらなければいけないと思うきっかけになった出来事を考えてみると、自分に自信が持てない時や、社会で目立っている人、周りで活躍している人と自分を比較した時が、当てはまる気がします。その時に、今の自分ではいけないのではないか?と思い込み、変化・変容をしなければならないという強迫観念に陥ってしまうんですよね。

でも、よくよく考えてみると、今の自分で全て足りているのに、何を変化・変容する必要があるのかと思ってしまうのです。つまり、自分自身を変える必要性なんて、実はないのではないかなと感じています。

何か、自分の夢や、目的に進んでいくために知識や技術が必要であれば、行動して習得していけばいいだけなので、今の自分を否定したり、無理やり変えようとする事なんて全くないんだと思っています。むしろ、今の自分すら崩してしまう可能性まであるんじゃないでしょうか。

焦る必要なんて、全くないですし、自分自身と向き合う事をまずは一番優先して考える。そして他人とも向き合ってみる。おのずと、自分の進むべき道ややりたい事も見えてくると思いますし、自分自身から照らし出される道を、歩いていけばいいだけなんです。

世の中には、人間の本能に訴えかけるのが上手なサービスや、プロダクトがたくさんあるので、気の迷いでアクションを起こしてしまう事も多いのですが、その行動がはたして、自分が本当に心から望んでその行動をしているかどうかも考える必要があります。

色々な人と交流すること、サービス・プロダクトに触れてみること、興味のある場所や物事に突っ込んでみること、それを経て自分がどう感じたかを認識すること。自然にこのように行動していけば、自然と成長していくと思いますし、他人から見たときに、急速に変化しているように見えるだけという事かもしれませんね。各々の進み方があるだけなんです。

自分の意思の声をよく聞いて、進んでみてください。変わる強迫観念に騙されることはないです。他人に頼るより大事なことは、自分自身を頼ることだと思っています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?