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反対のことをする

高森さんという元プロ野球選手で、今はコーチング、コンサルタントをしているという人がいる。

ユーチューブで2回見た。最初はこの人が書いた降伏論という本の紹介だった。本の内容に興味を覚え、早速図書館で予約した。2回目は、若者向けの番組でインタビューを受けていた。

その中で、今の自分に満足していない、もっと幸福になりたいと思っている人に向けてのメッセージがあった。今の自分というのは、これまで自分のしてきた選択と決断の結果である。今が幸福じゃないということは、それまでの選択が間違っていたということである。ということは、今の自分の決断と反対のことをすべてやればいい。

このメッセージは、めちゃくちゃ効いた。試しに数日やってみると、効果抜群だった。
タスクがどんどん進む。部屋がキレイになる。台所がピカピカになる。如何に自分の決断が間違っていたことが痛感させられた。

例えば、台所の流しの茶碗をすぐ洗わない。汚い茶碗が溜まっていくので、どんどん面倒臭くなる。台所がキレイじゃないので、料理も面倒だ。最初に脳が茶碗を洗うのは後でいいと司令を出す。これが間違いである。反対のことをやれば、台所は常にキレイに保たれる。いつも、文句を言っていた夫も機嫌がいい。好循環が生まれる。

店で注文する時も、今まで、魚より肉、しかもお腹に溜まる揚げ物が美味しそうだし、コスパいいしと頼んでいた。反対が正解である。

なんか暇だなと思っている時に、大体、携帯で漫画を読んだり、ユーチューブを見たりしていた。楽だし、面白い。しかし反対のこと、今まで読もうと思って読んでいない本を読む。書こうと思っていたnoteを書く。やろうと思っていた株の勉強をするなど。積り積もったタスクがどんどんこなせる。

どんな幸福な自分が待っているか楽しみである。

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