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【雑記】季節外れのサンマ

一般的に庶民的と謳われているサンマ。実際は高級魚になってしまっている。焼いたサンマには大根おろしとレモンとポン酢が美味しいというのが定石だ。

さて、四麻が煮詰まった頃、まったくの初心者だった三麻の方にもちょこちょこ手を出したのは去年の中頃くらい。四麻は雀魂でも雀豪までスイスイ行けたが、三麻の方はこの雀魂から初めて触った、いわば完璧な初心者だったので雀豪到達まですごく苦労した。ご多分にもれず、私も始めた当時は以下のように思っていた。

一般的に謳われている三麻感
1. 四麻よりも運ゲー!
2. 試合がとってもスピーディー!
3. 牌が四麻より少ないし、北ドラもあるのでアガりやすく高打点!
4. 清一色や役満とか高い役がカンタンに作れる!たっのしー!

・・・ところが、相手もまた同じ条件である。

特に雀魂や天鳳は最下位がひどく下降するシステムなのは四人のときと変わらない。いろいろ学んでわかったことは、このルールだと長く続けるとむしろ四麻よりも運ゲー要素が低くなっていき、モタモタしてたり、オリるときはオリないとあっさりカモにされることがわかった。連ラスを引いて降段したりしてやる気が落ちたときもあった。

金の間でしばらくやってきた感じ、こんな感想を抱いた。
実際の三麻感
1. 押し引きが重要で、四麻よりも研究や意思決定の介入度が強そう。例えば、四麻なら無理やり押す手でも、オリないと負けることが多い。
2. 試合は確か早い。なんなら連トップも連ラスもジェットコースターのように来る。豆腐メンタルにはきつい。
3. 上がりやすさこそ何より大事。モタモタしてられず、一つのミスが命取り。
4. 四麻より簡単に高い手に振り込む危険があるのでヒヤヒヤする。かといって無理やり混一色や清一色を作ろうとするとカモにされる。
※麻雀そのものは運ゲーであるという指摘もあるけど否定はしない。

四人麻雀中心にやっている私でも、しばらくやっているとまた別の世界線が見えてきて面白いゲームであることがわかった。

四麻に関してはいくらでも書籍もネットも情報があるが、三麻は遊ばれている割には書籍も攻略法も少ない。どうもこの三麻というゲームは実力ゲー、というよりかは四麻と比べて研究されていないという説もあるらしい(もちろん四麻の知識を応用する部分も多分にあるが)。三麻専門で扱っているメジャーな本は以下の本しか知らない。

四人麻雀に関して言えば、AIが天鳳位取るのも多分時間の問題だと思う。一方で、三麻はまだAIが介入した話は聞いたことがない。もしできたら四麻と違う結果が出るのだろうか。カンするかどうかを判断する専用の思考モジュールがあると聞いたことがあるが、北抜きでもまた専用のモジュールができるのだろうか。

AIというと、チェス的な完全情報ゲームのAIはどちらかといえば渋滞を避けたりする自動運転車とかに応用できそうだけど、麻雀のAIだとそれこそ投資の世界や社長の意思決定のレベルで応用できそうである。例のゲーム民族でいう研究民族もまだこの麻雀には多分に研究の余地がありそうだ。

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