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知床のコムヌプリだよりback no.4 森を巡るサケ

こんにちは。知床のコムヌプリだよりです。
今回はサケの遡上のお話です。

はじめましての方はぜひこちらをご覧ください。


2022/10/1 森を巡るサケ

先日、川の河口でシロザケを獲るヒグマの親子を見かけました。サケ・マスが少しずつ川に帰ってきているみたいです。 知床が世界遺産に登録された理由のひとつに「海と森の循環」があります。流氷がもたらす栄養豊富な海で育ったサケ・マスが川を上り、森の動物たちがそれを利用し、食べ残しや糞が森にばらまかれ養分となって豊かな森が育つ。この循環が評価されて知床は世界自然遺産となったのです。
サケが遡上する。ヒグマが川でサケを獲る。知床での当たり前の光景が、いつまでも続けば良いなぁと、壮大な自然の循環を思い胸がいっぱいになりました


今週のオススメグッズ

張り子で作ったマトリョーシカこと、”はりこーシカ®”。
鮭を持った母グマの中から山ぶどうを持った仔グマとドングリがぽこぽこ登場!

はりこーシカは私たち公益財団法人知床財団の法人特別会員、株式会社一千乃(いちの)様とのコラボレーション商品です。
ヒグマの体の色やドングリの形、座布団はミズナラの葉の形に…など何度も試行錯誤し、細部までこだわりぬいて作られています。 知床の海から山に繋がる豊かな自然の中で野生動物たちがいつまでも暮らしていけますように、という願いを込められています。 この張り子を通して、知床の自然や私たち知床財団の活動に思いを馳せていただければ幸いです。


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