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たぬきつね【知床のコムヌプリだよりback no.64】

こんにちは。知床のコムヌプリだよりです。
今回は、森で見つけた足跡のお話です。

はじめましての方はぜひこちらをご覧ください。

雪が降っては溶けを繰り返した今週。薄く積もった粉雪の上に、誰かの足跡を発見しました。
この2種類の足跡はどちらも私たちの身近な哺乳類、キタキツネとエゾタヌキの足跡です。
どっちがどっちかわかりますか?
キツネとタヌキ、どちらもイヌ科で大きさも同じ。足跡もそっくりですが、見分ける方法がある
のです。

それは足跡の付き方。キツネは肩幅が狭いためモデル歩きをしているようなまっすぐな足跡が付き、タヌキはキツネより肩幅が広く足が短いためトボトボとゆっくり歩いたような足跡になります。みなさんもう見分けはついたのではないでしょうか。

たぶんキタキツネ
たぶんエゾタヌキ

冷たい雪の上に動物たちの静かな息遣いがはっきりと見えてくる。姿は見えないけどぬくもりを感じるそんな素敵な季節が来ています。




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あっという間に今年も残すところ1か月となりましたね。
年末は家族で過ごすという方も多いのではないでしょうか。

団らんで欠かせないお楽しみに、「ヒグマかるた」はいかがでしょうか?
このかるたは北海道の野生動物についての自然教育活動を行っている野生動物教育研究室WELが制作したものです。読み札にはヒグマのより詳しい解説もついていますよ。

楽しく遊んで、家族みんなで私たちの遠くて近い隣人「ヒグマ」について語り合ってみてくださいね。




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