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知床の森のピンク色【知床のコムヌプリだよりback no.59】

こんにちは。知床のコムヌプリだよりです。
今回は、ホオノキの「実」のお話です。

はじめましての方はぜひこちらをご覧ください。


ホオノキの実を森の中で見つけました。
落ち葉の中で出会った目を惹くピンク色は、乾燥すると中からさらにオレンジ色の実が顔を出します。乾燥したものは森で見かけると少しだけギョッとしてしまう見た目をしています…

なぜこんなカラフルな色をしているのかというと、鳥に食べて種を運んでもらうため。
葉の落ちた森の中の鮮やかな色彩は、ひときわ目立って鳥に見つけてもらうための、ホオノキの美しい生存戦略なのです。


photo by Kayano

乾燥したホオノキの実。
鳥たちに食べられてすっかり種は無くなっていますが、空洞の中にはオレンジ色の種が入っていました。




おすすめグッズのご紹介

渡り鳥の季節ですね。
ハクチョウやガンの仲間が少しずつ北海道にやってきています。
知床の代表的なワシ類、オジロワシやオオワシも渡り鳥として冬なると北方から渡ってきます。

オジロワシは主にユーラシア大陸などで繁殖を行いますが、道東でも繁殖が行われていることが確認されており、知床では1年を通してオジロワシを観察することが出来る身近な鳥でもあります。

そんな子育て中のオジロワシが大きめトートバッグになりました。
たっぷりはいるサイズで、しっかりめの丈夫な生地で出来ています。お出かけにもお買い物にも嬉しいアイテム。

ワシ好きにはぜひお手に取っていただきたい一品です!


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