見出し画像

仕事をして収入を得ているために年金を一部カットされている方へ

仕事をして収入を得ているために年金を全額をもらえない方

昨今のお年寄りは元気なので、定年で仕事を辞めないで仕事を続ける方が多くなりました。年金がもらえる年になっても、給与か役員報酬がもらえるのはありがたいことです。ただし、給与がある金額を超えてしまうと年金の受給額を減らされてしまいます。年金月額と給与月額(ボーナスも含めて計算した1か月あたりの金額)の合計が48万円を超える場合に、年金がカットされるからです。

年金を全額もらえるようにする方法はあるのか

では年金をカットされずに全額もらえるようにする方法はないのでしょうか。年金をカットされないように給与か役員報酬自体を減らしましょうというアドバイスもあるようですが、これでは本末転倒だと思います。
実はとてもシンプルな方法があります。私が親しくしていた経験豊富な社会保険労務士の先生に教わった簡単な方法がありますので、可能かどうか会社に相談してみてください。

社員であれば、業務委託契約にしてもらう

もしあなたが会社の取締役でなく、給与をもらっている社員であったら、業務委託契約にしてもらってください。その時点で厚生年金保険の被保険者ではなくなりますので、年金は1円もカットされずに全額もらえるようになります。

取締役であれば、非常勤取締役にしてもらう

そして、もしあなたが会社から役員報酬をもらっている取締役であったら、非常勤取締役にしてもらってください。会社の年金制度や取締役の契約条件によって異なりますが、厚生年金保険の被保険者ではなくなることになれば、年金を全額受け取ることが出来ます。

メリット、デメリット

以上の2つ、どちらの方法を取るににしても会社側の理解と対応が必要となりますので、会社のしかるべき方と相談してみてください。
しかし給与所得者から業務委託契約者になった途端にフリーランスとなり、簡単に首を切られるというリスクも発生しますので、よくよく考えてみてください。会社との信頼委関係が重要になりますね。

#4

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?