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デジタルカメラ遍歴

僕は中学生や高校に通っている時期からなんとなくではあるが、カメラに興味があった。

いや、ほんとに小学生にもならない頃から親に連れられて複合商業施設に出かけて家電コーナーに行くと、カメラを眺めてた。

その時いつもかっこいいなぁと思っていたのはNikonのコンデジだった。

何がどうかっこいいかなんてわからない年齢の時に不思議とNikonのカメラを、

カッコいいと思っていた。

それから大きくなって高校生の時に初めて買ったカメラは、

Olympusのコンデジだった。

今となってはそこまで綺麗に見えないんだろうけど、

そこまでスマホの写真の画質も良くない時代だったから、

コンデジと言えど、すごく綺麗に写っているように感じた。

その後初の一眼として20歳の時にNikonのD5300を購入する。

キットレンズと言えど、その写り、空気感に息を飲んだ。

こんなにもコンデジやスマホのカメラと違うかと驚いた。

その後、一度知人に譲ってしまい、カメラを一度辞めたのだが、

もう一度カメラを趣味としてやりたいと思った時に、

またD5300を購入した。

とても軽くて取り回しのしやすいカメラだったけど、

使用して1年くらい経ったころ、物足りなく感じ、

D500へと買い替えた。

このD500がすごかった。

APS-Cにも関わらずフルサイズくらいあるボディは今となっては、

少しネックにも感じるが、グリップも握りやすく、頑丈さそのものといった感じで、頼もしかった。

購入して初めて届いた日に嬉しくて、その日は暑い夏の夜だったが、三脚に据えて、街中をウロウロした。

レンズは確かシグマの10-20mmのレンズ。

とてもコッテリした色味で好みだった。

連写もすごく優秀で鳥などの動体も撮るようになった。

このカメラで色々撮影するようになって勉強になった。

次にまた1年くらい経った頃にFujifilmのX-Pro3へと買い替えた。

このカメラもまた勉強になる1台だった。

液晶を確認せずに撮影に集中するという設計思想にまんまと影響された。

そして、それがとても楽しくて仕方がなかった。

D500とは裏腹に薄く、軽くというミラーレスのメリットも享受したこともあり、

仕事帰りに街中でスナップすることにもハマった。

しかし、この何でも撮れるという良さのせいで、

あれもこれも撮りたい、撮るならシビアに撮りたいと、

次第に楽しさよりも撮れる写真の良さにフォーカスしてしまい、

趣味の楽しさを感じられなくなってしまったところで、

ハッとして手放してしまった。

今はデジタル一眼は、Nikon Dfの一台だけである。

このカメラは、MFレンズを主体に運用している。

趣味なので、シビアになりすぎず、楽しみながら写真を続けられるようにという自戒を込めて。

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