大人になってからの勉強って何だろう

仕事柄、「学び直し」という言葉に触れる機会が多いです。仕事は企業の教育支援を行っています。

数年前から人生100年時代ということが言われるようになりました。60歳定年だったのが、役40年くらいは働く時間が伸びると。

そして、量産型で物が売れた時代が終わり、消費者のニーズも多岐にわたる時代になりました。ビジネスも今まで通りでは通用せず、常に革新、発展が大切な時代になったと。

そんな背景もあり、大人になってから、学び直しが大事になっています。一つの会社に所属していれば、必然的に給与や役職が上がるわけでもなくなりました。会社の中で、「自分が何ができるか?」、明確な価値提供が当たり前にもなってくることと思います。なので、仕事以外の学びから、自分なりの価値提供のための能力開発をしていくことが大事なんですね。

私もですが、学生の頃は当たり前のように勉強をしていました。それが義務だったし、勉強することが学生の生活でもあったためです。

では、大人になるとどうだろうか?
そもそも、大人にとっての勉強って何だろうか?
仕事が勉強のようなものではないか?

こんな疑問が浮かびます。

確かに仕事から多くのことが学べるので、仕事が勉強は間違いではないと思います。また、机に向かうことが勉強だとも言えません。

個人的には、「自らを知識やスキルを獲得すること」ではないかと思うのです。これが学び直しだと。肝としては、「自ら」というとこです。

仕事をしていれば、多くの学びが得られます。考えてみたいのは、仕事でも与えられたからやっているものと、自分から発案するものがあります。多くは前者ではないでしょうか。前者の場合、皆同じように経験し、会社に入れば必然的に経験できるので、学び直しには当てはまりません。しかし、仕事以外で経験する場や仕事の中でも自ら課題を設定して学ぶ機会を作る場合、学び直しと言えるのではないでしょうか?

つまり、大人になってからの勉強という定義です。

あくまでも個人的な考えですが、私は大人の学びと言うと、「自ら」行動を起こしているか?ということがキーになると思います。是非、大人になった今でも、好奇心を忘れず、色んなことを学んでいきたいものです。

皆様からいただいたサポートは大切に使わせていただきます!これからも勇気が出るような記事や学びにいただける文章を書いていきます!よろしくお願いします(*´∀`*)