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ドラムが有能すぎる件/日曜劇場『VIVANT』

今クールの日曜劇場見てますか?
『VIVANT』(ヴィヴァン)っていうドラマなんですが。

正直全然期待していなかったんですが(ごめんなさい!)
めちゃくちゃ良かったです!

期待していなかった理由はキャストの豪華さです。
堺雅人さんは『半沢直樹』、阿部寛さんは『下町ロケット』、役所広司さんは『陸王』など、いわば"日曜劇場アベンジャーズ"のような配役をしていたことから、キャストを持て余した中身の無いようなドラマになるのではないかと勝手に予想したのです。

まだまだ2話終わったところなので、ドラマの内容には謎が多いです。
しかし、現時点ではとても楽しめています!
そんな『VIVANT』の魅力をお伝えしたいと思います!

簡単なあらすじ(現時点でわかっていること、ネタバレなし)

乃木(堺雅人)は会社における誤送金の責任を取らされる危機に瀕していた。送金先であるバルカで返金してもらうよう奔走する中で様々なトラブルに巻き込まれていく。バルカで出会った医師の柚木(二階堂ふみ)、公安警察の野崎(阿部寛)とともにトラブルを立ち向かっていく物語。

ドラムの魅力が無限

このドラマの魅力の80%はドラムという登場人物にあると言っても過言ではありません!!(個人の見解です)
ドラムは阿部寛さん演じる日本の公安警察の協力者です。
日本語を理解はできるが話すことはできないので、ドラムから何かを伝えるときはスマートフォンを使うのですが、その声がなんと可愛らしい女性の声なのです!
聞いたことあるなあ、、と思っていたら声優の林原めぐみさん(コナンの灰原哀など)の声でした!
そのスマートフォンを出すときの笑顔と相まってとても可愛らしい印象を視聴者に与えています。
さらに現時点では緊張感のあるシーンが多いドラマの中で唯一ほっこりするポイントになっています。
しかも、ドラムはただの癒しキャラでは無いのです!!
運転技術が高い、視力がいい、食糧や寝床の準備ができる、そして優しい!など、阿部寛さんに頼まれたことはなんでもこなした上で二階堂ふみさんや堺雅人さんに優しさを見せます。
本当に愛らしいキャラクターになっています。
ドラムを演じるのは、富栄ドラムさんという俳優さんです。
力士として活躍した後、現在は俳優として活動なさっています。
少し前に話題になったNetflixの『サンクチュアリ』にも出演されていました。
是非富栄ドラムさんのSNSをチェックしてみてください!

映画を見ているかのような大迫力の映像

とにかく驚くべき映像の迫力です!
砂漠の中を車やラクダ、馬に乗って逃げるシーンや、大きな車でたくさんパトカーに突っ込んでいくシーンは息を飲むような緊迫感があります。
たくさんの羊に紛れて逃げるシーンでは実際にモンゴルの遊牧民の協力を得て撮影していたり、パトカーに突っ込んでいくシーンでは中古車をパトカーに塗装してスタッフのスマホも利用しながら撮影したようです。
ドローンも多く使用されており、広大な砂漠という撮影場所を最大限活かしているため、他国を舞台としているにもかかわらず臨場感を持って見ることができます。
私はテレビ番組のADをしていたことがあるのですが、スタッフさんの努力には脱帽です…!
キャストの皆さんも多くのシーンでスタントマンを使わずに実際にアクションに挑戦しているようです。
ドラマにかけるすべての人の想いが、この迫力を作り出していることを感じますね。
極端にいうと、ドラマの内容が仮に酷かったとしても、映像を見ているだけでも楽しむことができるくらいの迫力です。
もちろん現時点までの内容はとても面白いです!

今回はドラムと迫力のある映像にフォーカスしてご紹介しましたが、豪華俳優陣の演技はいうまでもなく素晴らしいものです。
また阿部寛さんの中東アジア系の衣装のフィット具合もとても見どころになっていると思います!(似合いすぎです…笑)

まだまだ物語は始まったばかりです。
気になる方は是非日曜9時から一緒に『VIVANT』を見てみませんか?


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