近況報告

辛い時は好きな人たちとの思い出を心の中で抱きしめて踏ん張っている。わたしは今日もわたしの生活を必死に守るのだ。

いつからか思い出せないけれどここ数ヶ月同じ調子でぼんやり苦しい。わたしはもっと色んなことに感動して日常のときめきを捕まえていたはずなのに最近は彩度が下がってきた。ただなんとなくぼんやりと過ごしている。見えないように感じないようにして自分を守っているようにも感じる、でも本当につまらないように感じる。なんとなく学校に行きバイトに行きボランティアに行く。客観的に見て生活に必要なことは全て行えているがそこにわたしの気持ちは追いついていなくて能動的に生きているというよりは身体だけが生きている。心はずっと進まないままである。

特に希死念慮があるわけでもない。しかし未来のことを考えた時にその途方もなさが重く感じて投げ出してしまいたくなる。この先も時間に追われながら生きていくのは嫌だと思いながら結局そのレールに乗ってしまうのではないかと感じる。
朝の満員電車に乗る時人との接触があるのも勿論嫌だけどおそらく今から出社するであろう人たちをみて私はこの先40年くらいこんな生活をするんだろうかと思った時に嫌になる。電車の中では音楽を聞いて違う世界に浸ることでなんとか正気を保っている。

学生相談に行くようになった。効果を特別期待しているわけではないが今近くに悩みを吐き出せるところがないので最善策なのではないかと思い行くことを決めた。自分自身のことを話す中で何に一番苦しいと感じるのかの枠組みが見えてきてような気がする。わたしは世間に対していろんなことがおかしいと思っている。これから行おうとしている就職活動はその社会に適応していくために行なっているように感じて今ある社会と自分の間にうまく折り合いをつけられないことにずっと葛藤しているのだと感じている。自分の悩みの枠組みが見えることでスッキリしたがその悩みは今すぐに解決するようなものに思えなくて根本的な解決はまだできていない。学生相談がどうのような方向に行くかはわからないがひとまず続けていこうと思っている。

それでもわたしはきっと自分にとっての正解を見つけることができるだろうし、ときめく場所に辿り着けると自分自身を信じて期待している。悩みながらだけどきっと前に進んでいる。ネガティブながらも諦めが悪いのはわたしの長所かもしれない。今日も大好きな洋服を纏い生きていく。

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