一人で乗り越える夜は長い

苦しい時生きていると感じる。一人で泣いている夜は永遠に感じられる。苦しくて心が窒息しそうになって初めて息をよく吸えていたことに気付く。ないほうがいいけど一人で泣いた夜のことも忘れたくないし、忘れられないと思う。

正しくなくても大丈夫よ。誰かに何かを与えられなくても大丈夫よ。自分によく言い聞かせる。正しくないと生きていけないような気がする。けれど正しくなくても生き続けてるとおもうの。多分生きてるよ。だから大丈夫よ。それを望まなくてもわたしは生きなきゃいけないんだから。生きる理由があると生きやすいけど理由がなくても生きなきゃいけない。考え過ぎてわからなくなるけど単純なのかもしれない。今日をまず生き延びる。

空を見上げるのが好き。電車に乗ってる時移り変わる景色を見るのがすき。音楽を聴きながら散歩をするのが好き。身体に悪いとわかってて食べる深夜のカップラーメンは美味しい。プリンはいつ食べたって美味しい。1人は少しだけ寂しい。この寂しさを誰かに頼らず抱える強さが少しだけある。少しだけしか強くないからよく泣く。

自分の罪悪感を薄くするためにあなたに優しくしてごめん。全部自分のためにしてる行動なのにあなたのためというラベルを張ってごめん。わたしもみんなもずるいよ。優しさってなんだろうね。優しい人ってどんな人なんだろう。

日常をこなすだけで心が疲弊する。もうこれ以上揺さぶられたくない。楽しいことも悲しいこともなにかしらの感情の起伏が起こってしまうことが疲れてしまう。いつも変わらないものは安心する。過去は良くも悪くも変わらないのでいい思い出を回想することは時にストレスを緩和させるらしい。

全ての人から好かれることは難しい。特定の人からの良い評価を意図的にもらうことも難しい。だから私は私のことを大切にしたい。わたしの好きをまずわたしが肯定して抱きしめてあげるの。きっと大丈夫って自己暗示する。今日も素敵だね。かわいいよと言い聞かせる。そうしないとわたしという形が保てない日もある。全部大丈夫になりたいな。

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