発達障害日記0425(イモリタッチングと料理レベル向上の話)

 お疲れ様です。イモリの話をしようとしている発達障害日記です。今日は心から発達障害関係ない話になると思いますがご了承ください。イモリの話です。イモリに触れるようになったら料理レベルが上がった話。

・料理好きなのに、実は生魚に触れない人生でした

 わたし、料理好きなんですよ・・・
 でも、実は魚に触れないことはコンプレックスでした。
 わたし、そもそも父の実家がうみっぺりの漁師の家だったんですよ。実家自体は関東のベッドタウンであり、海辺のその町(というか、村)は非常に遠方だったので訪れる機会は多くありませんでしたが、時期になると太平洋側の巨大な海の幸が送られてきたものです。丸のまま氷漬けにされて送られてくるので、父が庭先でさばいてました。
 そんなワイルド環境で暮らしていたのに、わたしはどーーしても生魚に触ることができなかったんですよねえ・・・
 魚はスーパーの鮮魚コーナーで切ってくれますし、日本の関東圏の狭い台所では生臭い魚をさばくとゴミも困ります。それは都市部の生活の仕方なさでもあるんですけど、わたしは料理のために触りたかったんですよね。義理の実家の料理のお手伝いをする時も、どーーーしてもエビが触れず難儀したものです。あの時はお義母さんキャーキャー言ってすみませんでした(天に向かって言う)

・イモリを飼って一年経って、わたしの感覚が変わったよ


 そんな、義理の母の前でもどーしよーもなかった「生っぽい生命の触感」をですね、ついに、ついにクリアしたんですよネッ!
 それが、先日、スーパーでとってもおいしそうだったホッケを買って来た時のことで、あの、さばかなくてもわたし、さばかれた後の皮とか触るのもちょっと躊躇していたんですよ。うにゃっとするから。ところがあの日、自分がホッケの皮を触ることに「ゾワッと」しないことにびっくりしたんです。おおお?
 原因はもうたぶんアレで、イモリ飼い始めて、最初はおなかとか気持ち悪かったけど慣れてきて、最近じゃあ手の上にチクチクと乗って来たり、歯の無いクチではみはみと指を嚙んでくることがいとおしいと思い始めてからですね。
 イモリ飼育当初はわたしもけっこうやだったんですよ。でも本当にだんだん・・・年月、年月が必要だったんですね、「イモリって目がかわいい」とか「手がちっちゃくて超プリティーだぜ」と、認識の方から変わっていったこと、その後、手に乗ってくることなどが平気になって、そして今!わたしはホッケを!ガツガツ素手でつかんでるッ!!イヤッホー!!ほんとに嬉しい!!

・全人類、イモリを飼うべき(ひどく大きく出ました)



 いや、別にイモリじゃなくていいんだけど(すぐ否定)。そして別に、克服しなくたって生きていく方法はあるんだけど。
 でもわたし、こどもが釣り堀に行きたがるのに、行ってもいいけど釣るのはお父さんがいる時だけにして~~~みたいなこと言ってたんですよ。誰かがいないとできないこと、がひとつクリアされて、本当に嬉しいです。例えば遠い将来、文明が崩壊してディストピアになっても少しだけ生存確率が上がりました。この前『7SEEDS』ってまんが読んだんですけどね(シームレスにマンガの話をしようとしているので今日はここまで!)

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