発達障害日記0329(耳をふさがないイヤホンで自動ザッピングの話)

 発達障害らしきテキストを書きそうで踏みとどまる。そして「いや踏みとどまる必要無いな」と書き直す。不惑ということばに「何それ?」とポカーンとする発達障害日記を書きますよ。今日は「耳をふさがないイヤホン」の話。ガジェット話はPVが行きますよ(ほんとかよ)

・イヤーカフ型イヤホンがヨイ。フィット感や充電について。

 イヤカフ型のイヤホンってどういうの?というと、耳に引っ掛ける超小型スピーカーというか。イヤホンをキュッと耳の穴に詰め込むんじゃなくて、超小型スピーカーを引っかけ型で耳の穴の超そばに置く、みたいなイメージですかね。直接的な商品をリンクしようと思ったんですけどなにか怒られたりしたら嫌なのでやめました。逡巡して書いております、発達障害日記です。
 引っかけといっても落ちないし、充電も数時間保つし、すごく便利ですね。あの、耳ン中に入れるとその、汚れとか気になるけどォ、そういうのも無いですしね。気持ちいいです。
  

・実際、発達障害的になにが好ましいのか


 これねえ、耳の穴がフリーなので、ほかの音が入ってくるんですよ。
 わたし、発達障害の特性で、「ひとつの音声に支配される」というのが無理なんですヨ。
 言い方は難しいんですけど・・・それは別に、一つの環境音だとダメ、とかそう言う事じゃないんですよね。例えば対話型のニュースとかで複数の人の声があってもダメです。これ、聞いているうちに脳内多動で別なこと考えちゃうんですよ。ひとつのテーマだけではダメ、というか。
 で、このイヤホンは対話型ニュースの下に、家の音が入ってくるんですね。こどもの声だの洗濯機の音だの。これが「落ち着く」んですよ。おかしな話なんですけど、ガチャガチャしてやかましい環境だと聞きたい話を聞くことができるんです。むしろとても楽に。
 「興味のあるニュースが聞きたいのに放映始まったらほかのことを考えてザッピング状態になってる」が「自動ザッピング状態」になってることで、わたしの脳内多動がなだめられてるんじゃないかと思います。さすがにこれほど音がうるさいと自分でなにか考える隙間が無いので、ふだんあふれ出ているとめどない発想も止まっている気がします。多動を以て多動を制す。

・気が付けば半年くらい使ってるかも。今後も使うなあ


 というわけで半年以上使ってますかね・・・衛生的だし耳も痛くないので他のフィジカルの面でもいいものだと思います。
 本来、自転車や電車通勤など、「ちょっとほかの環境音が聞きたい」という時に便利なものらしいんですけど。こんなふうに使われてるとか、あんまり思わないだろうなあ。ありがとうございます。

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